2026-6-22
- 北海道一周旅行記 DAY2
北海道一周旅行記(2日目)
時刻3時、気温18度。北海道一周2回目の朝が始まった。
現在距離709キロ。約1時間半の睡眠で運転再開。
本日は岩内からスタートする
本当は起きたくなかったが、目標の800kmまで着けなかったことで、今日走る距離が伸びてしまったためだ。もう一体何km走らなきゃいけないのかわからん。とりあえず行くぞ。

3時24分。だんだんと空が白んできた。北の空は思った以上に明るさを取り戻すのが早い。

本当にこの季節を選んでよかった。
気がつくと空はしっかり明るくなり、遠くの雲が淡いオレンジ色に光り輝き出していた。

朝4時、神威岬(かむいみさき)を抜けて積丹(しゃこたん)に着いた。
漁師の人たちはまだ起きていないのか、夜から海へ出たのか。
日が昇りきっていない6月の積丹の海風は、少し暖かく湿気を帯びていた。積丹町を抜ける間、ずっと朝日が昇る様を見続けながら走った。海が、街が、どんどん優しい色に染まっていく。

海岸沿いの道路では、漁師さんもじっと昇っていく太陽を眺めていた。毎日見ている海でも、毎日違った姿を喜べるというのは嬉しいことだな。
今日は運転が冴えている。睡眠時間は2時間もしていないが、太陽の目覚めとともに活動するのは人間の本質なのだろうか。時刻は4時半。世の中の人が起きる前に小樽の街を抜けたい。オロロンラインに入ればもう渋滞はしないはずだ。
昨日から走っているこの道は「雷電国道」と書いてある。どういう意味だろうか。「追分ソーランライン」の意味も、帰ったら調べよう。しかし背中が痛い。当たり前だ、ずっとこんな運転をしているのだから。とはいえ、このカローラツーリングは非常に走りがいいな。

余市に着いた。小樽までは20キロ、札幌までも60キロないくらいだ。なぜ私はここから1,000キロも走らなきゃいけないのだろうか。橋の向こうにニッカウヰスキーが見えた。

5時半。小樽を抜けて石狩の分岐に入った後は、ひたすら日本海を思い北上するのみ。もう難しい道は一切ない。稚内まで400キロ。

2回目の給油。函館から小樽付近で20L追加した 



7時19分、ひた走って増毛(ましけ)に着いた。留萌までもあと20キロほど。増毛は三國シェフの出身地だった気がする。この辺からは明治時代にニシン漁でゴールドラッシュがあった場所だから、そこら中に古い番屋の建物が建っていたりする。
だいぶ順調だ。今956キロ。今日中に根室まで行かなきゃいけないので、まだまだ終わりじゃないけれど。

7時40分、留萌の黄金岬(おうごんみさき)に到着。有名な岬は写真に収める旅にしている。ここは夕暮れ時がすごく綺麗なんだよね。


暑寒別岳が一望できる。あんな立派な山がこのエリアにあるなんて知らなかった 
昨夜買っておいたセコマのお惣菜でも食べよう。
ここから稚内までは180キロ。ナビでは11時に着くと出ているので、今日の根室まではどうにか完走できそうな気がする。なんだか今日のオレはノっている。


8時32分、やっと1,000キロを超えた。出発から22時間30分で1,000キロ。うち仮眠は1時間半だから、本当に走りっぱなしだ。高速と違って楽じゃない。高速だって1,000キロは楽じゃないけど。

目的地じゃないけど、絶対立ち寄りたいと思ってた場所。羽幌。



羽幌町は以前にも旅で来たことがあり、車中泊もしたことはあるんだが、最近感動した漫画『君に届け』の舞台だと気づき、絶対寄らなきゃ!って決めていたのだ。
爽子ちゃん、風早くん。末永くお幸せに…笑
誰もが憧れる北海道の一直線


今、天塩(てしお)を抜けてオロロンラインを走っている。左は海、周りは全て草原。ひたすら一本道を走っているが、さすがに飽きてくる。景色に変わり映えがないから、ただ走りたい人向けだな。
何度も来ていると……いや、たった1回でもずっとは飽きるか。そして今日は残念ながら利尻富士も見えない。雨は降っていないけれど、海の向こうはずっと薄いベールがかかりっぱなしだ。



11時、稚内に到着。

ノシャップ岬を経由して宗谷岬へ向かう。いい加減疲れてきたので栄養剤を買う。

もうそこに日本最北端 
12時20分、日本最北端・宗谷岬到着。
今回で2回目だ。
敬愛する間宮林蔵先生との久しぶりの対面。林蔵先生は僕が敬愛している伊能忠敬先生の弟子であり、世界地図に名前を残すほどの冒険家だ。草鞋しかない時代に樺太を旅し、樺太は島であることを証明したのだ。


また同じセコマの豚丼
昨日は室蘭。今日は稚内産だ!
トッピングでパリパリ大根をつけたがめちゃくちゃ美味い‼️
ここからは北海道に来ないと絶対に見られないオホーツク海。女満別(めまんべつ)、紋別(もんべつ)、サロマ、斜里(しゃり)
ここも長いぜ…
知床へ向かう途中、有名な「エサヌカ線」の看板が見えたので走ってみた。


13時15分、浜頓別(はまとんべつ)に到着。

15時、やっと紋別に到着。一本道で逃げ場がなく、渋滞すると一向に動かない。
ここから網走まで150キロ。
現在走行距離1,379キロ。朝起きてからちょうど12時間、あと6時間は走り続けることになる。15時半、サロマ湖に到着。


網走まで80キロ。網走が17時だから、知床を抜けて根室に着くのは19時か20時か。真っ暗じゃないか。
16時45分、網走到着。

斜里まであと55キロ。
17時20分、斜里市街に到着。ガソリンも半分減ったので満タンにして、知床・羅臼・根室へ向かう。

斜里岳を右手に見ながらウトロを目指す 距離現在1,500キロ。
斜里からウトロまでは44キロ。心配していた知床周遊道路も5月29日から終日開通しているので、17時を過ぎても通行可能だ。助かった。ここが通れなかったら中標津(なかしべつ)方面へショートカットするしかなく、悔しい思いをするところだった。

太陽が沈む前に知床峠に向かって全力で走った。

知床峠






最高の夕日だった。ピンク色に染まった国後島がすごくよかった。国後は本当におっきい。行けないことがもどかしいが、 すぐそこにあんなにおっきな島があって、日本人が住んでたってだけでもロマンがある。(googlemap旅行はいったことあるんだけど笑)
知床峠から羅臼側に降りてくると、上から見えた国後島(くなしりとう)よりも霞んでしまい目視ができなかった。

今は国道を南下して、斜里からのルートと合流する地点に向かっている。ここが意外と長い、50キロぐらいあるんじゃないか。

斜度が強いので雪用のシェルターだと思う
根室の岬まで残り123キロ、21時に着く予定だ。
根室には日帰り温泉が何件かあるが、昨日も風呂に入っていない。疲れた体で休んでしまうのが怖くて迷う。
突然すごい霧が出てきた。すぐそこの海も見えない。前の車のテールランプは見えても、対向車のヘッドライトもぼやけている。気温の変化で海からすごい霧が上がってきているんだ。今、狐の子供を3匹見た。
「北方領土返せ」の銅像は見逃したなぁ。
ずっと暗い道で、前の車が突然真っ暗な森の中に入っていくけど、どこに住んでいるんだろうか。ほとんど何もない通りなのに、街灯だけはしっかりしている。動物が見えるようにしてあるんだろうけど、本当に夜の運転は危ない。

この道は名前が頻繁に変わる。「国後国道」とあったかと思えば「北方道路」、今は「パイロット国道」と書いてある。
標津町。羅臼の方から一直線に下ってきて、ここが太平洋側の分岐点になる。ここから市街地まで約30キロ。疲れた体にこの30キロは結構大きい。

20時40分、根室の街に入った。このバイパスはコロナ禍以降にできたものだ。助かる

今日はやっぱりお風呂に入ることにする。10時閉店だから9時に入れば1時間ゆっくりできる。さっぱりして明日も早く起きよう。
1時間ゆっくり風呂に入った。助かるなぁ。
明日走る距離はどうやら600キロくらい。今日は納沙布(のさっぷ)岬まで行って晩ご飯を食べて、また3時頃から動けば、最悪夜には札幌で飲めるんじゃないかと考えている。
22時半、最東端 納沙布岬(のさっぷ)に到着
二日間の合計距離1,754キロ。本日の走行距離1,054キロ。行動時間は19時間。

豚丼がなかったので海苔弁をかう。
昼の残りの豚丼も食べる
思い返しながら、本当に真摯に北海道一周に向き合ってる自分を誇らしく思った笑
12時前
おやすみなさい
DAY 2
岩内、泊、神恵内、積丹、古平、余市、小樽、石狩、厚田、浜益、増毛、留萌、小平、苫前、羽幌、初山別、遠別、天塩、幌延、豊富、稚内、猿払、浜頓別、枝幸、雄武、興部、上湧別、湧別、佐呂間、常呂、網走、小清水、斜里、羅臼、標津、別海、根室
START 3:00 岩内
SLEEP 23:30 根室 納沙布岬
TODAY 1054km
TOTAL 1754kn

































































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