Clover Beauty Blog
CLOVER LAB
やっとNEW CLOVERの細かなこだわりが説明できる日がやってきました。(勝手にだし控えてただけなんですけど)
自分たちがどういうこだわりをもってこのデザインにしたのか。深掘りして説明させていただきます。
この場所は更地だったので全てはじめからデザインが組めました。
はじめのポイントは二階建ての物件を建てる中で躯体が邪魔をする部分がありました。それを避けて4ブースをこの中に落とし込むことがはじめのデザインのスタートです。
店舗デザインに入る前に店長がプレゼンしていいっていうので、思いの全てをPDFにまとめてぶつけました。

いろんなサイズもわからなかったけど、こういう配置にしてほしいとザックリと図案を書きました。(いろんな形した白枠が躯体の部分です)


こんな感じのやつを何枚も書きました。日曜の仕事終わりに朝まで書き続けてアドレナリン出まくってたのを覚えてます

まずはじめの図案に入るときに使う予定だった固定式のシャンプー台をやめて可動式のシャンプー台にしました。これにより各作業ブースでの技術者としての作業スペースが大幅に確保されました。このシャンプー台の説明はまた後で。
あーでもない、こーでもないを繰り返して仕上がったのが

新店舗のデザインや素材で重視したことは
『掃除しやすさ』『劣化のしづらさ』『メンテナンスの容易さ』『仕事のしやすさ』です
皆さんにご利用いただく場所ですが、僕らから見ると作業場です。
かっこいいとかオシャレであることも重要ですが、キレイであることが一番重要です。でもいつもキレにするには掃除が必要です。簡単に掃除ができること、いつまでもキレイにできること、壊れたらすぐに直せること、無駄に汚れなこと、そういう店づくりをしました。
では入口。お客様を迎える一発目の視覚に入るところです‼️

入ったときにすぐに目につく受付のグリーンタイル。
もうこれは店長がこだわりにこだわりぬいたタイルで、何百というタイルの見本を見て、あーでもないこーでもないしながら設計士さんと選んだ逸品です。結構タイルって値段するんですけど「ここはお店の顔だから糸目をつけない」つってやってました。昼と夜、電球の反射などで緑の色合いが変わってとてもおしゃれです。
すでに来ていただいてるお客さんからも「かっこいいですね」ってよく言われるので大成功っす。
でもホント。このフロントはほんとかっこいいと思います。 エアコンと電気のスイッチ隠せばよかったな〜。といまになって思いますがしょうがないっす!
基本ベースは木目のブラウンカラー。待合部分はダークブラウンとダークグレーをベースに随所に緑のカラーを入れてあります。グリーンはクローバーの顔です。それを上手くカッコよく店舗に落とし込むようにデザインしています。
今までのクローバーでは無垢に近いライトなブラウンや元気のある明るいグリーンを基調としていましたが、20年の歴史と落ち着いた雰囲気の中でリラックスできる空間を演出したいと思い、トーンを落とした色合いに変えました。



ここは完全に設計士さんにお任せしてましたので激オシャレです!
黒なんだけど真っ黒じゃないチャコールグレーが暖色のライトとのバランスがいいです。
本当はハンドアルコールもオシャレボトルに変えたいんですけど、お客さんがパッと見た時にそれとわからないと意味がないので迷ってます。
コースメニューのPOPやティッシュボックスもオープン前に合う色を探しに奮闘してました。左の理容道具のオブジェは前のクローバーから持ってきました。NEWクローバーにもよく似合っていると思います
昼のこの感じも窓から射す光が入ってきてカフェ感あっていいんですよね〜。コーヒーとかね。出さないけど勝手に缶コーヒー買って飲んでください笑
よく言われるんですけど、うちがドリンク出さないのちゃんと訳があって、絶対カットした髪の毛が入るからなんです。絶対入らないなんて約束できないレベルで髪の毛ってヘアサロンの中では取りきれないものなのでご了承くださいませ。
髪の毛って言えば、この床のデザインも汚れや髪の毛が見えないかを重視して選んでます。(掃除しても仕切れないっていうのが現実です)


次トイレ行きましょうか!
入って左奥正面がトイレットになります




尾崎が買ったんですけど、貼ろうと思ったら落として一発で二箇所も割れちゃって、マジで本人にやらせてよかったと思いました。僕がやってたら何言われるかわかんないわー。ぶっ殺されるかもしれないし
でもなんとか上手く取り付けられたので万事オッケーっす!
ではジャジャン!



これも探しました。意外とこのサイズの木目のゴミ箱なくって。まぁAmazonですけどね。これ色違いで店に3個使ってます。

このPOPもすごい思い入れあって、世の中にトイレをキレイに使ってくださいPOPって沢山溢れてるじゃないですか。『いつもキレイに使っていただきありがとうございます』とか『一歩前へ』とか、でもカッコよくないし、しつこく書きたくないし…。と思ってずっと考えてた結果できたのがこのデザイン。人間じゃなくてロボットをモデルにしてることで他人感が表現できて日本語と和製英語のMIXでルー大柴的な表現でデザインしました。これ自信作なんですけどどう思います?

ここは全ての作業スペースから入りやすく、お客さんが着席した際には見えないようにしました。(見えても整然とカッコよく見えるようにはしてありますけど)
ここには洗い場、タオルスチーマー、薬剤、シャンプークロス、ストック、掃除道具などが入っています。
ここもホントにみんなの叡智が詰まってます。



サーキュレーターがどこに使われているかと言いますと

どうしても使用したシャンプークロスをタオルで拭き取っても水分は残ってしまいます。風を送ることで乾燥を促し乾いた状態のクロスが使えるような工夫をしています。

アンプやネット機器が入っています。
バックヤードは埃が舞いやすいため、機械類に影響が出ると困るのでちゃんと専用の箱を作ってもらいました。高さ195cmあるんですが、通常配線を触ることもなく、朝電源入れるだけなので、歩くとき絶対ぶつからない高さで設定しました。結果完璧です!
店内には6台のスピーカーが完備されています。待合に一基、各ブースに一基ずつ、まだ使われていないVIPルームに二基
下のアンプで店内全体、上のアンプでVIPルームの音を鳴らします。
VIPルームはサロン全体と同じ音楽も鳴らせますが、単体で好きな音楽を鳴らすこともできます。お好きなようにご注文ください。🎶

ではでは
続いてスタッフルームいきましょう!!


なによりコレですよ‼️
洗濯機2台!乾燥機2台‼️
意味ワカンナイヨ。そう思いますよ。こんなの都心の狭い店だと無理ですよ。
でもね。この洗濯機2台の効率を知ってしまったら戻れませんよ。そこの理美容師さん。
スチームタオルを洗いながら乾燥タオル類を洗うことができるんですよ!忙しい合間の洗濯時間をフルに活用できるんですよ!!
乾燥機もガス乾燥機を入れました。今まで一回で2時間近く回してたので30分ですよ。マジですごい。前から使ってた電気乾燥機もそのまま置いてます。
さっきのスチーマーしかり、2台づつあるというのは、いざ壊れた時にどうにか店を回せるというヘアサロンとしての生命線としてとても大きな保険です。

そして、スタッフルームにも電話とアレクサです。
今までは受付台にしか電話がなかったのですが、今は裏でタオル作業をやっていても電話に対応できます。
そしてアレクサ。(黒い丸いやつ)
以前のブログにも書きましたが、クローバーの洗濯機とスチーマーのホットタオルはこいつが支えています。
洗濯機やスチーマーには、こういうネットに繋がるプラグをかましています。


これを店内のネット環境で読み込ませることでアレクサで操作できるようになります。
「アレクサ、25分20秒後に洗濯機オフ」
「アレクサ、洗濯機オン」
「アレクサ、スチーマー切って」とかね

スチーマーに関しては、温める以外何も機能がない愚直で純粋なスチーマーがこのプラグをかますだけで、オンオフの時間をスケジュール記憶して勝手にスイッチが入ってくれるので開店準備に大助かりでございます。
各ブースのこだわりについては各々あると思うので僕が勝手に書きませんが、設計段階からでてた店長ブースの話を少し
店長ブースは入って一番手前にあります。
そこだけ格子状に柱が立ってるんですけど、お客さんが入ってきた時にわかるようにしたいとか、レジが見えるようにしたいって言ってたので、格子にすればいいじゃんってなってこうなりました。

外見えていいなー。って思う
でもブラインドの掃除とかめんどくさいなーって思う

やたらレジが見えるようにって言ってたので、手を伸ばしたらぶっ殺されると思います。

では奥の2つ。
右がKOWATAで、左がTSUTOMUです
ここからだとどっちも見えないのがいいですよねー
TSUTOMUルームをベースに伝えますが、全ての部屋で同じ環境のところを説明します

技術者目線とお客様目線、どのように融合させれば満足できるのかの調和が難しいんですけど、技術者の立場から仕事がしやすい環境を重要視して、ものすごく明るいLEDベースライトを3基コの字につけてます。お客さんのまわりで作業する全ての場所で手元が暗くならないようになっています。昼夜関わらず問題ない光量が確保されています。リラクゼーションだけがメインであれば照度を落としたり暖色ライトに変えるのですが、ヘアカラーの色味や地毛の状態を見るには昼光色が絶対なのでこの色なんです。その代わりヘッドスパやリラクゼーションメニューの際はベースライトは落としてピンライトのみで暗い部屋で施術してます。
左、ベースライト延長線にある白い丸が天井埋め込み型のJBLスピーカーです。半個室とはいえ、うちの場合ほぼ個室なので中央で音を鳴らして全体に広げるということが音響バランス的に難しく、色々考えてました。守りたい条件がいくつかあって、『各ブースで音が同じように鳴ること』『部屋の喋り声が少しでも他の部屋に聞こえづらくさせること。』『あくまでBGMとして聴こえること』でした
店舗の図面を持って電気屋さんの音響コーナーに行って質問したり、お客さんの設計士さんとかに聞いたりして決まった場所が席から斜め前の場所です。
各ブースで左右は違えど壁がある角に配置してます。
直接音を楽しむなら席の真上がいいんです。でもうるさいし会話の邪魔になる。喋り声を消すなら席の正面がいいんです。でもまだ明瞭に音楽が耳に入ってきます。斜め前につけて二辺の壁に近づけると反響音が生まれてボリュームを少し下げても音の広がりも柔らかさも出てBGMに適してます。前面につけているので他の部屋の音と被る感じも増長する感じもなく理想にドンピシャでした。これ置き型と違ってやり直しきかないからキマって嬉しかったし助かりました。まじ情報くれた店員さんやお客さん感謝です。責任自分にあったんで…💦
裏話すると、オープンから1ヶ月くらい注文してたスピーカー来なくて代替えで安い店内アナウンス用のスピーカーはめてたんですけど、中音域から高音域の音が強く出て、低音が鳴らないので繋がった伸びのある音が出ず、断片で切れて突然鳴るみたいな音だったのでやっぱ音楽用は音楽用で大事だなと思った反面、アナウンス用のスピーカーは女性ボーカルが明瞭に出てたのでそれはそれなんだな〜なんて知れてよかった次第です。

そこに各々の感覚でディスプレイしてます



上の棚にはタオルやカットクロスが入ってます

これも僕らが鏡に映るお客さんの髪のシルエットが明確にわかるように近づけました。よく見えて恥ずかしいという人もいらっしゃいますが、よりいい仕事をするためだと思ってください。そしてご自身と向き合う時間というのはとても大事な時間だと思うので真正面からぶち当たってください笑
そして大き鏡には拡張視差効果もあり背面を広く映すので個室空間でも圧迫感を感じさせないようにしています。

こいつは進化しましたよ。通常時は施術スペースの後でひっそり佇んでいますが、シャンプーの時ニョイーんと出てきて椅子をほとんど回さずに倒せます。

枕の先にある丸ぽっち。こいつが後頭部枕になりお客さんの頭を首と頭でしっかり支えます。これにより今までの首にかかる負担が大幅に軽減されます。ヘッドスパやリラクゼーションを売りにしているクローバーとしてはとても大事な機能なのです。
ただすごく首が短い方、背中が曲がって背面と首の角度が並行にならない方、本当のストレートネックの方など枕に乗らずに何がベストかちょっと模索してます。




こんな感んじですかね〜。細かなこと喋るとまだまだあるけど充分長いブログになったんで満足です。笑
外壁のデザインや色、看板やサインポールは店長がやってます。
今回新店舗をオープンするにあたり、いろんなコンセプトを考えました。
モダンな感じにしようか?スタイリッシュな感じにしようか?色々案が出た中で一番大事にしたのが、今までのクローバーの雰囲気です。
木のイメージやグリーンの雰囲気。オープンでやわらかな感じが好きでご来店いただいてるお客様も沢山いらっしゃると思います。
そのゾーンから外れずに、少し大人になった感じや落ち着ける雰囲気を出したかったこと。鶴瀬の住宅地に入ることで隠れ家のようにしたかったこと。
デザインの参考にしたのはスターバックスのイメージです。
もちろんあんなビック企業のようにお金はかけられませんが、スターバックスにはクローバーが求めているイメージが集まっています。
オシャレです。でもオシャレすぎない。自然なんです。空気のように馴染むようなオシャレな柔らかさがあることで老若男女関わらず沢山の人が入っています。理想としてるパブリックなスペースを提供しています。アメリカン、和などに尖りすぎずうまく調和させています。
そしてお客さん自身もその空間に馴染むように、その場所にいる自分のカタチも大事にして利用している感じがします。
サイズやら配置場所やら、機能性やら色々と言いたいことを言いましたが、全部カタチにしてくれたのは設計士さんと職人の皆さんです。
2024年、新しい一歩を踏み出せたのは色んな方達のおかげです。
ホントに良いお店ができました。
この先長く大事に使っていきますので、皆さんも自分家だと思ってご協力お願いします🙇笑
2024-12-13