2019-11-26
- 雪山準備中の日光白根へ
こんにちは!木幡です(^^) なかなか天気とタイミングがあわず山へ行けずションボリしてましたが今週の連休で、やっとその時がきました!!
今回のお山さんは日本の北側で最高峰の高さをもつ日光白根山です! ずっと興味はあったのですが夏はアルプスに目をやられてついつい長野や山梨へw 大雪が降る前に日帰りで初の日光白根山へ行ってきました!
ここが菅沼登山口。シーズン中は丸沼高原スキー場からゴンドラがでておりアクセスが比較的いいのですが11月中旬はシーズンオフで菅沼か湯元のほうからしか登れません。
菅沼登山口と言っときながら沼の逆側の登り口があるので最初めっちゃ迷いました(笑)これから行く方はご注意をw
まずは弥陀ヵ池を目指します!! 「みだがいけ」と読むそうです。
さぁ!行こうと歩いてると道が倒木でふさがれてるではありませんか。これはこの前の台風の影響でしょうね( ´△`) 自然の怖さと力強さを感じます。
倒木でちょっとビビリながらも迂回してとりあえず先へ進みました。ゆっくり登ってふと足元を見ると綺麗な苔の世界。そんな苔マニアとかではありませんが僕は森の中を歩く時は自然の美術館を見させてもらってる気持ちで歩いてます。登山始めたばかり学生の頃や20代前半は目標タイムを気にしてガムシャラに大汗をかきながら登ってましたが最近は一息つきながら美術品に目を向けるようになりました。
上を見上げると葉を落とした枝たちが空を演出してくれてました。この時は晴れた日に来れてよかった〜と安心してましたが…
標高が上がると同時にあたりが霧に包まれました。幻想的な雰囲気が漂い始めて同時に恐怖も感じ始めます。実はこの光景こそが僕の登山を始めたきっかけで高校生の時に筑波山で同じく霧に包まれその美しさと怖さの中にたった一人でそこにいることに感動してしまい自然と一対一で向き合うってなんて最高なことなんだと。その頃から山が好きになり今でもこの霧に出会うと高校生の自分を思い出します。
だんだんと雪が目立つようになって寒さが増してきました。気をつけながらその先をいくと日光白根山、菅沼ルートの見所のひとつ弥陀ヶ池があります!この時期は水面が凍りもっと雪が降ると池がなくなり本格的な雪山なんだと自然が知らせてくれます。初めて来ましたがずっと見てたくなる池でした。
開けた場所にきたので風がかなり強まってきました。体温を奪われるとエネルギーも消費してしまい低体温症になると動けなくなるのですぐさまアウターを着て先を進みます。この木道の歩いていくといよいよ頂上にかけての急登が始まります!
この付近から体を押されるほどの暴風とハンパない寒さが襲ってきて余裕がなくなり写真を撮ることをやめました(笑)ここからは景色も関係なしの自分との戦いが始まりました。完全に凍ってる岩をどうにか三点支持で登り途中で怖くなり引き返そうと思いましたがなんとか山頂に着きました!
やりました!無事に登頂です!こういう瞬間って喜べるのも一瞬なんですw この後に長い下山が待ってるので(笑) 僕の表情も全然嬉しそうじゃないですね(^^;; その後、景色は何も見えないので頂上で10分くらい休憩してすぐ下山しました。
弥陀ヶ池まで戻ってランチタイムです! 今回はカップラーメン、ミネストローネin餅、コーヒーをささっといただきました(°▽°) この時間は至福の時です!いそいで食いすぎて写真が食べ終わり寸前ですいません(笑)
とこんな感じで今回の日光白根山はなんとか登ることができました! 天気が悪くて頂上で何も見れなかったのが残念ですがまた今度、晴天の時に行ってみたいなと思いました( ^ω^ ) でもその日しか見れない山の表情があるのでいつ行っても満足です! 結局この日は僕一人しか登山者がいなかったみたいですw 駐車場に帰ってきたら僕の車のコペン君が寂しそうにしてました(笑) ただいまと車に語りかけて家に帰って綺麗に洗車してあげました。
日光白根山ありがとうございました!