2026-3-10
- 株式投資
やりたかったことがある。
やりたかった?いや、やらないといけないと思っていたことである。
タイトルどおりの『株式投資』を。
なぜやりたかったのか。
知らないことが心配で情けなかったからだ。
40数年生きてきて、『日経平均がいくら上昇』『金の価格が大幅下落』など散々見てきたが、いまいちピンと来なかった。お店の売上にダイレクトに響く訳でもないし、金(GOLD)も持ってないから関係ない。
しかし年を重ねる事にその一般常識を知らないことが恥ずかしいと思うようになった。
3、4年前から新NISAという言葉を目にするようになり、NISAや積立という言葉や、数年ですごい上昇している株価のチャートも合わせてよく目にするようになった。
そんな中でお客さんと資産形成の話などしていると、企業年金の一部を積立投資に回すということや、退職金で大きく利益を得た話などを聞いたりした。個別株をやっているという方も何名かいたが、毎日変わる株価の変動に耐えられないと思い、話し半分で会話している感じだった。
一旦どういうものなのかというのをある程度理解しようと、3年前にわかりやすく解説してあるNISAの本を2冊買ってみた。
そしてとりあえず証券口座というものを開かないと始まらないと思い、色々あったがネット取引でやるなら手数料の安いSBI証券、楽天証券、GMO証券がいいと書いてあり、楽天カード会員は審査が早そうだったので楽天証券を選択した。
はじめての投資設定は、勉強したとおりにオルカンとSP500だ。(オールカントリーの略で全世界の優良銘柄にバランスよく投資し安定した成長をみせる。SP500はアメリカの上場企業上位500社。どちらも成長がにぶくなった企業は自動で変更されていく)
これらに毎月自動積立設定をして企業の株価の成長とともに利益が増えていくという流れだ。
毎月2万円入れていて、約2年半でプラス20万円ほどの利益が出ている。ただ通帳に入っていたら数千円にもならない利益が20万はデカいと思った。
そんな安心の積立投資も昨年5月のトランプショックと言われる関税戦争の際はマイナス一歩手前まで落ちてきた。
でも焦りはしない。ただただ続けていれば必ず株価は上がり続けるもんだとどこを見ても書いてあるから。
そのトランプショックでほぼ全ての株価が暴落しているとき、「コレはチャンスなんじゃないか?」と思った。
よく投資記事などに暴落はチャンス。今まで高くなった株価がお手頃価格で購入できるバーゲンセールみたいなものだと聞いていたので、通帳にある何割かの現金を使い、あの変動が激しいという個別株というものをはじめて購入することにした。
しかし何を購入すればいいかなんてわからない。コレも恥ずかしいと思っていたことで、世の中には沢山の企業があるはずなのに、普段利用するようなお店や会社しか名前が分からず、CMでやってる会社すら覚えてない。
もちろんトヨタやホンダ、NTTなどは一般的に知名度がある企業は知っているが、BtoBと言われる企業間ビジネスの会社を知らないのだ。
そんな私の味方はアイツしかいない❗️
チャットGPTくんとGeminiくんだ。
『今現在トランプショックで株価が大暴落してるけど、必ず上昇する企業を業務内容とともに10社提案してまとめて』
知ってる会社も知らない会社も混じってる中で、『データセンター需要にも欠かせないモーター製造で世界シェア…』と書いてあった。ただAIの恩恵を受けていてコレは絶対無くならないと思っただけだが、深く考えずにそこの株を200株買った。それがニデックだった。
今まで生活していても耳にもしなかったニデックの言葉。
一度検索するとGoogleが情報を拾って教えてくれた。
『牧野フライスTOB』なんのことやらわからないので検索とAIで調べた。なんとなくだがニデックが悪そうだと思った。
持ち株は30000円ほど下がっていた。「お前3万円マイナスってなんだよ!」って思ったが、株価は必ず上がるものだという言葉だけ信じて待った。何かニュースが出るたびに上げ下げを繰り返したが、1ヶ月半頃約10万円ほど利益が上がっていた。一株2100円ほどで200株購入してたのが、一株2600円台になっていたということだ。
しかし問題はここからだった。上げ下げしているのは株価だけの話で、それを売らなければ利益にはならない。10万稼げたら終わろうと決めていたが、ちょっと目を離すと9万、8万と下がっていき、見てない時に12万とかになってたりする。なんだよ!なんだよ❗️
そして10万と決めていたにも関わらず12万の数字を一度目にするとその2万が欲しいという感情、絶対8万では売れないという感情。色んな欲の感情が自分にあることを知った。2万円あれば。2万円損した。まだ得てもない『たられば』のはずなのに12万は自分のものだと脳が思ってしまっているのだ。
それでも最終的には無事に10万円台で売れてラッキーだった初個別株の白星スタート。
そのあとお客さんとの会話で『さくらインターネット』というのを知った。さくらインターネットは日本のデータセンターで国産ガバメントクラウドで政府公認の会社だと聞いた。
これも同じで「データセンターは絶対必要だし、政府お墨付きじゃ絶対大丈夫だろう。」それだけで200株買った。
始まりは3700円台。数日後、2800円台まで急降下‼️一気にマイナス20万になった。
この時もマジかよ‼️と思ったが株はそういうもんだと勝手に思っていたのでなぜか心配しなかった。そしてなぜか下がった時はチャンスという言葉だけを信じてプラスで300株追加してみて、平均取得単価は3700円台から3190円になった。そこから上がり下がりを繰り返すこと2ヶ月。9月末に大マイナスから突然プラス40万の表示が⁉️
どういうことだ?と思ったが。さくらインターネットが日本オリジナルのAI『源内』に採用されるとかそういうニュースが出たようだ。
すげー❗️と思ったが、これが流行りの株を買うということかで納得して、もっと上がるためのステップに戻ったんだなと勝手に信じてたが、2日も経たずに40万は20万と減り、10万、0円に減少した。
そこからプラス数万円を何度も目にして、プラス15万にも戻ったがプラス40万を目にしているとそれが欲しいと思い売れなかった。
途中でど素人のわたしも気づいた。この株普通じゃないな?と
俗にいうグロース株というやつで、本来の企業価値よりもこれからの未来に期待買いされて株価が跳ね上がっている株だってことに笑
その強烈な上がり下がりの波の中に何も知らない初心者サーファーがライドオンしてきちゃって海水がぶ飲み状態ということだ。山で言えばスニーカーで凍った雪山来ちゃいました。雪崩すごいです。みたいなことだ。マッサージ屋さんでリラックスできると思ってたら往復ビンタくらってたみたいなことだ。
おかわり入れすぎた笑
知らないということは恐ろしい。
しかし知らないからこそ初めからこんな勝負が出来たわけだ。株価の乱高下とともに身銭を切られていく恐怖。少し上がったときの多幸感、さらに下がった時の喪失感。しかし山や海と違い、命までは取られないのが救いだ。そしてギャンブルと違い一発勝負ではないこと。そこには企業があり、そこで頑張っているみなさんがいることがまだ成長できるという心の支えになる。
そこからは1日の株価の動き、純粋にわからない投資用語に売買テクニック。さらにわからなかった数字の見方、数字から見えてくる株価の動き、それを作っている人の心理、機関投資家の動き。そして自分のそのときのメンタルなどを全てAIに壁打ちして確認していった。まだまだ、本当にまだだけど、始めた6月からは確実に成長してきた。
株は人で生き物だ。企業の成長で上がるのはもちろんだが、人の期待や失望で大きく動く方が圧倒的に大きい。
しかしそこからもさくらインターネットの株価は下落ペースを辿り、プラマイゼロに近く戻ることはあってもプラスに転じることはない。今さくらインターネットはマイナスのままだが3月の大きな発表に向けて回復期に向かっている(マイナス10万になっていることもあったが損切りはしない)
ひとつ付け加えておきたいのは、さくらインターネットはマイナスのままだが、その他に仕込んで勝負した株で7ヶ月トータルの利益は投資額のプラス10%にはなっている。
投資をしている人たちがどういう銘柄に注目を集めているかを知るために、毎日のストップ高情報をチェックしてどんな企業なのかチェックするという作戦で、ドローン関連やデータセンター関連株を物色しては必ずマイナスになって2ヶ月くらい待ってまた爆発する瞬間に売るという利益幅は少ない謎のトレーニングをやっていた。さくらインターネットの経験から値動きの激しい銘柄は上がったら下がるもので、ずっと持つことはやめて少しでも利益が出たらすぐ売ることを学んだ。(NISAで買っている成長投資枠は別だが)
琵琶湖一周のためにトレーニングしているときも、山の中でも電波が繋がればチェックを続けてきたが、しっかりチェックして勉強しだしたのは11月に入ってから。琵琶湖一周が終わったら次はコレをやると決めていたのです。
結果的に今現在利益が出ているが、勝ってるときも負けているときも、きっと株は自分にあっていると半年やっていて感じている。
『いま利益は上がっている』というこのメモをかいた日から数日後、イランの情勢の件で株式市場も大暴落だ。前日のプラス20万からマイナス40万になった。
昨日は晴れのち曇りが、今日は一気に大嵐。そして今朝は少し雲間からお天道様が見え隠れ
これが恐ろしい。
しかしこれも逃げ方が必ずある。絶対に機関投資はサインを残していくはず。もしくは自分で嫌な予感を感じたら先に逃げておくこと。上がった時に取れないのも損だが、下がった時に買えないのも損だ。トータルで利益が取れればいい分けだから。
昨年のトランプ関税ショック、今回のイラン問題。とても大きな下落だった。今回の株価の下げ幅だけで言えば過去三番目だそうだが、率で言えばトップ10にも入らないらしい。
個人的な読みだが、世界はもちろん、日本でもNISAがはじまり投資をする人が増え株式市場にものすごい資金が流入している。ここ数年、というか昨年から現在まで日経平均の上昇率が異常だ。海外が日本株にものすごい金を入れてるんだろう。
過去の動きを知るわけではないが、たった一年でこんなに大幅下落が2回もくるなんてすごい時代だなとおもって考えてたが、インターネット取引が当たり前になって以前より圧倒的スピードで売買されるようになったこと。そしてAIの取り入れで人の感情に関係なく機械的に売り買いされるようになったこと。インターネットの情報で世界の情報がすぐに反映される時代だってこと。それを先読みして様々な分野に糸を張るプロがいること。
人の感情の爆発で即座にボタンを押せるインターネットは便利だ。いままで電話してどうこうというクッションがない分一瞬で終わる。やばいやばいという人間の感情、それも機関は絶対コントロールしている。
でも悪いことばかりじゃない。専門家がどういうかは知らないが、暴落しても以前より回復が早いと思う。トランプ関税も2ヶ月ほどで元値にもどり、今回のイランの件も値動きを見ていると今か今かと回復の牽引と牽制を繰り返しているように見える。大きく値を下げさせている機関だってそれで儲けているんだから早く復活させて動きを出したいわけだ。(まぁ、暴落だって早く逃げて、底で買えれば最高の利益だろうけど)
もちろん今回の件に関して言えば、どこの企業も業績がわるくなったわけではなく、読めない不安に一時避難しただけだろうから同率で見ることはできないんだけど。
なんかそんなことを考えてます
常に考えること、想像すること、判断すること。それに終わりがないことがすごくいい。
運任せの世界より、技術やお金じゃなくてもこのトレーニングは絶対に仕事にも人生にも役にたつ思考練習だと思う。
いままでの人生経験から、どんな形であれやってきた事に価値をつければ損なんてしない。そう思っている
山に道。いろんな挑戦もしてきたが、すべて達成するための準備があり、それはすぐにこたえが出るものじゃない。
自分自身のからだのことを理解して、そのときの自分の感情を理解してコントロールすること。
自分がどういうときに耐えられなくなるのか。どういうときに喜びを感じるのか。
自分をみつめられる精神というのは『生きる』という一生のテーマに必要不可欠であり、それを探すことが『生きる』というテーマの醍醐味なんじゃないかと思う。

なんかこの話を書くのはアレかなぁって思ってたけど、きっとこういう話も誰かの背中を押すことができるかなと思って書くことにしました。
否定も肯定もあるだろうけど、僕がいま生きていて参考にしてるのは、お客さんの生き方やそこから聞いた話。それを参考に自分に落とし込んでいくという成長方法とっているので、仕事の会話やブログでも自分が思っていることややってみた事をつぶさに伝えるように心がけています。
文字を少なく簡潔に伝える方法もあるんだけど、こういうブログで伝えたいのはそこじゃない。
本当に細かく書く事で自分自身の脳内を整理しながら、その感情を伝えるという作業が僕には意味があるんです。以上!
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