2024-11-19
- 利尻島の旅 -利尻岳登山-【中編 】
午前4時14分
今日も長い一日になりそうだ
利尻岳登山本番
最北登山カチコんだるでー‼️


登山口までチャリで行く 
永遠の上り坂 
途中に旧登山道がある 
木に覆われると道路は真っ暗 
登山口は生い茂った樹も整地されていて、空が明るかった 
止めるとこわかんないから草むらに路駐 
『 北麓野営場 』
ここでテント泊もできるので登山前のベースをここに張る人も多いが、お風呂や食事の観点から下のキャンプ場にベースを作った方が充実した時間を過ごせると思う
では行ってきまうす❗️
ここから標準コースタイム約11時間と書いてある登山のスタートだ
あれ?舗装路? 
いや、すぐに土になった
そして大量の木チップが敷かれておりめちゃくちゃやわらかい



甘露泉水
登山口から15分ほど、最初で最後の水場ポイント
全国の美味しい水を飲んできたので感動はない…
ごめん利尻の人
『携帯トイレを使うこと』
これがこの山のルールなのだ
下界にて携帯トイレ(500円)を購入しておき、3箇所あるトイレボックスの中で用を足して、袋に包んでカバンに入れて持ち帰ること
心配なので2つ買ってきたのだ


昨夜の雨でめちゃくちゃぬかるんでる
まじでヤダ


まだまだ高い木が多い 
少し下界の海が見え隠れしてきた 
たんたんとのぼる 
5合目 
突然傾斜が強まってきた 
勾配のつよいところを抜けると森林限界を越え、一気に海が見えた
礼文島もよく見えるわ

つい振り返って何度も見ちゃう
だって、もう登るのに飽きちゃってるから…
だって登りだけなんだもん…

6合目
6合目なのに、ここから1000m以上のぼるという設定の悪さ

東からお日様が顔を出した
眩しいぜ!

一個目のトイレブース
次のトイレまで100分?
先生!🧑🏫行きたくなって100分は絶対間に合わないと思いまーす
木が生えてないので野グソも厳しいと思いまーす
胸突きしないでくださーい 
稚内地方が見えてきた 

うわ…けっこう段差きついわ〜 
マジでキツいわー 

ここも大きな休憩所
『 第二見晴台 』


けっこーきたね〜 



ここから見る利尻岳の容姿はかっこいいなー 
長官山と呼ばれるひとつのピークです 
マジで…マジで最悪なんだけどー 
靴ドロドロ確定です
トレランシューズで防水じゃないのでどっぷりやられました
ずっとこんな道 
避難小屋とトイレスペースです 
ちょっと覗いたら休憩してる女性がいたので入るのやめました
強姦されると思われたらやなので

階段ゾーンのお出ましだぜ❗️ 
階段めっちゃ辛い… 
なんか突然腹が減ってきたのでパンたべる 
大福も食べる 
めっちゃ景色いいわーーー 
お、また広いとこでた
最後の休憩ポイントだなこりゃ
別にまだしたくなかったけど、ここでしとかないと痛い目に遭いそうだったから一応トイレ入ってみる 
フムフム。
こんな終始ニコニコしてうんこするやついねーだろ
こうやってセッティングして 
こうやってしまうと。 
屁としょんべんしか出なかったわ!
500円返せ❗️
まだまだ登るな 
上にくればくるほど急勾配 
そして、やべぇ 
まじヤバいことになった 
めっちゃ腹いたい
漏れそうだ
ゴールもそこまでだがこっちもオンゴールしてしまいそうなくらいヤバい
なのにこんな土管ゾーン…
マリオでも出てくんのかよ
これに💩してやろうかなぁ…ちくしょう

あかん。マジでもうあかんやつや…
下半身の筋肉が麻痺してきた
この先は頂上しかない
頂上に隠れるとこがあるとは限らない。わしが行くんわ天国なんか地獄なんか…5時間かけて登った頂上に見向きもせず向かったその先は

天国やった…
わいには神さんがついとったんや
頂上のその先。今は崩落の危険が高いためロープが張られているヤセ尾根のルートがあった。
その幅数十センチの足場を少し下ると大岩の岩陰があったのだ。
ここしかない!すぐに携帯トイレを開封して間髪入れずにシットダウンからのゴートゥヘブン。
足がとんでもなくガクガクする。震えを抑えろ!滑り落ちるぞ。チキショウ、筋肉の硬直を一気に解放したことで起こる症状が出てきやがったか
久しぶりに意識が朦朧とした。富士山の挑戦とは違うフィールドの精神的な戦いだった。頂上の先に何があるかなんてわからない。行くか戻るかの精神的ギャンブル。ゾクゾクが止まらなかった
ひとしきり心も体も落ち着いた頃、とんでもないとこでウンコしたなと思った。
数メートル上にはたくさんの登山客が景色を満喫している中で、澄ました顔で雄大な景色をみながらウンコしてる奴になった
しかし私はそれを恥とは思わない。むしろやってやった。オレはこんな雄大な景色を独り占めしたんだと胸を張った。
そのまま写真出そうと思ったら袋の端にウンコ付いてたの見えたからモザイクかけた。
こういうことを出すことを汚いと思う人もいるかも知れない。そういう人は見ないでほしい。見るか見ないかはその人の権利にある。
ただこの生理的で精神的な戦いこそ人の本質的な面白さが詰まっているからおもしろい。そう思っていつもブログを書いている。
雄大な空と海。礼文の景色をひとり堪能できたこの時間を一生忘れない 

あくまで高山植物撮るためにこっちきたんですよ〜感をすごい出すために写真いっぱい撮る 

そして
今まさに
再び頂上に登り
利尻岳登頂です‼️

どの面下げて指あげてんだ。このウンコ漏らしが💩
利尻岳YEAH〜じゃねーし
いや漏らしてはいないよ
こんな悠長なことやってられるのも、実はあの赤いジャケットの人のおかげなのだ
旅のスタートからほぼ同じルートを辿り、同じキャンプ場に泊まり、同じような行動をしていて顔見知りになっていたおかげで、頂上に着いた時「漏れそうなんで岩間に隠れてうんこしてきます!」ってみんなに聞こえるくらいのトーンで声をかけていったので、ひとりに話しかけたようで自ずとみんなに認識させたという作戦が遂行できたのだ…ありがとうございました😊



じゃあ下山しよっと



さっきは精神がここにあらずだったので、こんな道通ったっけかな?って感じ








下山はいいペース 

大分下ってきたな 



甘露泉水で水分補給




とうチャックっす‼️

大事に担いできたうんこを捨てます!

さよなら。夏の思い出… 
チャリねーーー‼️
と思ったらちゃんとしたとこに置き換えられてた

テントに向かって爆走だぜーーーーーーーい!!



からだベトベト、足ドロドロなので全身シートで拭き拭き❤️ 
時刻は13時20分

山旅の相棒 シャケ太郎に別れを告げ… 

利尻島一周の旅にでたのであった‼️

利尻一周63km
疲労度未知数
ヤレるのか!オレ!オレオレオレオレオレ‼️
次回
『利尻島の旅 −特別編−』利尻63kmの自転車旅
をお届けします
いつになるかも未知数です。




























































































































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