2024-5-1
- 信仰の山 筑波山
- 人は何を思い山に登るのか 
 人は何を求め山に登るのか- 『筑波山』 
 ここ常陸国にあり信仰の山である筑波山は、関東平野にあるため877mとそこまで標高はないがどこからでも山容を拝める良い山である- 今日はそんな筑波の山をしっかりと堪能したいと思う - 時刻は4時前。 
 予定通りお天道様よりはやく目覚めてやった - でも眠い。普通に眠い。でも起きないと夜が明けちゃう…  - そして寒い… 
 日中22度まで上がって、朝方5度はキツい…
 とりあえず自販機でコンポタ買った。温かさがありがたいよ - 今日は20kmこえるから足や乳首に保護クリーム塗る。なくても平気だけど、あるとないとじゃ後の痛みが大違いなのだ  - 着替えの準備も終わったので現地へ向かう 
 オレンジのライトと朝焼けの筑波山が最高にカッコいい - 道中のセブンでナポリタン食べる。600Kal。これでどこまで歩けるかな    - どこからでもずっと見えてる筑波山 
 小諸や佐久から見る浅間山のような山だ - だんだんとあたりは明るくなってきた  - 駐車場に到着    - 5時55分。筑波登山はじまり  - 参拝はこっちからなのかな?  - いや?こっちなのかな?  - どっちなんだい!   - 結局はじめの道が繋がってることに気づいたのは10分後 
 どこの山も登山口探しが一番迷うのだ - 神社の左傍からそのまま山頂につづく登山道がつづいている    - 山頂まで90分。さてさて何分で登れるんでしょうーか   - 昨日の雨で登山道は水たまりやぬかるみが多い     - 多少の事前予習はしていたが、予習通り勾配が中々キツイ 
 段差もある - ケーブルカー  - ロゴひとつでグッとオシャレさが増す    - ほんと中々の登山道だよココ      - 階段のおそろしさよ… 
 斜度があるから道崩れないために仕方ないけど - これはあと一歩じゃろ!   - 上の溜まり凍ってるわ  - まずトイレ❗️ 
 ウォッシュレットじゃないけど便座はあったかかった。ありがたいっす!  - ここで70分    - 今度は逆側に下るぜ  - 途中まで整備された登山道だったが、その先舗装された登山道に変わった 
 コンクリートで舗装された登山道は一見歩きやすいと思われるかもしれないが、実際は逆でものすごく足に負担がかかるのだ。もちろん石がゴロゴロしてるわけでもなく、樹木に足を取られることもないかもしれない。しかし土で作られた登山道と違い圧倒的に固さがあるため足に負荷がかかること、ずっと足場が斜めになり続けているため靴の中での足のズレが生じて摩擦で足が痛むこと、もちろん走るように足運びをすれば 靴内での負荷は軽減できるが、勾配がキツイとスピードにのりすぎてブレーキが効かなくなる。
 そういう理由で舗装路はキライなのだ - それを思ってか看板もないところに踏み跡(トレース)がみえた 
 地図をみると少しズレるがほぼ同じ地点に着くのでこっちから下ろうか  - そんな道も途中から広い道になった     - 逆側に下山終了   - スタート地点の逆側の登山道まで車道歩き   - 今日はほんとに天気がいい。三日目を待ってよかった    - キャンプ場トイレ  - ここが裏側の登山道  - ココから見える街は桜川市なのかな?   - キャンプ場をぬけてのぼってく  - このルートは逆側と違い岩や石がない 
 土とゆるやかな斜度で全然楽勝 - ショルダーに差しこんでたドリンクを吸おうと思ったら出てこない 
 なんで?と思ったら蓋が緩んでて潰されて漏れてた!普通ならすぐに気づくはずだが下に入れておいたタオルが全部吸い込んでたのだ
 ドリンクはとられるは汗拭きタオルはポカリ臭いしで悲しくなった - 気がついたらパンツにめっちゃ雫垂れてた。ナメやがって!  - さっきからチラホラとこの花咲いてる。開いてないけど咲いてる?紫のこの花なんて名前なんだろうか。あとで調べてみよう   - もうすぐ二回目の頂上   - 頂上分岐 
 右に行けば女体山 左に行けば男体山   - 女体山山頂です!  - さすが関東は大平野だわ    - 霞のむこうに富士山見えた。 
 今日もきっといいことある    - 屏風岩。てっぺんにリフトの足場かかってる  - 神域はまだいい。神罰下るとまで書くならケーブルのために岩を砕くのもいかがなものか。都合のいい表現だ   - ちょっとした説明のパネルからデザイナーのセンスがうかがえる。悲しいかな奥武蔵トレイルのデザインセンスはクソダサいのだ。埼玉ガンバ!!    - ほんとにたくさんの奇岩がある    - このルートは見応えがある登山道ですごく楽しいと思う   - ここからは空が抜けて開放的なくだり道    - 東側の登山口が見えてきた。つつじが丘だっけかな。おっきくてきれいな駐車場  - ガマが出てきた。 
 前テレビでやってたの思い出した - ジャンボすべり台  - コンクリートはやべーだろ… 
 着く頃にはケツが半分無くなってんちゃうんか - ピューロランドかもしれない  - 炭酸飲めんのありがたい 
 200mlで充分気持ちがリフレッシュ - ここから少し下りながら別ルートに移動する   - 広めの石畳をステップしながら下る 
 ホイホイホイーっと!  - 走ったら半分くらいの時間でついた 
 今度は白雲橋コースっていうとこ登る - はじめの筑波山神社コースと同じような岩と木の根のミックスルート  - 『白蛇弁天』なる場所 
 なんか下から登ってくる時に上の方でしゃべり声がするな〜と思ってたらなんかの撮影してた。
 なんの建物なんだろ?と思って、この看板写真撮ってたら撮影クルーの方が「ちょっと写真は…」は的な感じで手と目で合図してきた。
 タレントに興味ねーわ‼️そういうなんに媚びたりしねーんだよ‼️  - ほんとにこの山登りごたえあるわ    - さっきの下りの分岐点にきた   - さっきの奇岩コース  - このあたりをあるいてるとき熟女2人組とすれ違った 
 「あら、かたくりの花が咲いてるわ」
 見ると先ほど登山道で見かけた紫の花だ。そうかあれはかたくりの花なんだ。
 つと「それってかたくりの花なんですね〜」
 熟女「そうよ〜」
 つと「さっき違うとこで見かけたからなんなのかな〜って、後で調べようと思ってたんです」「でもさっきのしぼんでましたよ」
 熟女「日に当たるとひらくのよ」
 つと「へ〜」
 熟女「ほんと最近の若い子はなんにも知らないのね。私なんか色んなことに興味あるからなんでも調べちゃうのに!」
 語気強めで言い放ってきたので
 「なぜか怒られるんですね。はははっ」って返したら
 「怒ってるんじゃないわよ。注意してるのよ!ほんと言葉も知らないんだから…」って返ってきたのでシカトして姿を消した- この世界が世紀末だったならば確実にひと思いにやっていただろう。グーで一発、パーで両頬に二発、言葉の痛みをカタチにして返してやるよ 
 ほんの1、2分ほどの掛け合いだったが、この出会いはすごく印象深く、すごく考えさせられた
 1、まず第一手に話しかけたのはこちらなので、非はこちらにあるかもしれないという落ち度
 2、興味があるから聞いたのに何も知らないと非難されたこと
 3、誹謗した上に自分の自己自慢を被せてきたこと
 4、わざわざ受け流そうとしたのにそれに対してさらに被せてきたこと
 5、受け流そうとしたことそれに対して連れの熟女の方は笑ってるのに、気付かずにまだ追い討ちをかけようとする読めなさ
 全否定はしない。同じようなことをしているかもしれないし、人は自分勝手に生きる方がストレスがないのも事実だからだ。
 ただ、ただだ。このレベルの自己中は中々滅多にお目にかかれない。人の話を聞かず、人を中傷する、返事はいつだってNO。
 一緒にいた友人が恥ずかしい思いしてるとは思わないのだろうか?相手が嫌な気持ちになると思わないのだろうか?一期一会のその一瞬の会話に対し相手にそんな注意をする必要があるだろうか?
 確かに第一声はこちらがスタートをきった。聞かれたお返しに食らわせてやるのが筋と思っているならこちら完敗である。
 しかしもったいないことをした。人間好き、感情好きの性分ゆえにこの人ともっと会話がしたかった。罵られてもしとけばよかった。朝から何回も上り下りしてて疲れてるところにクソババア襲来で逃げ出してしまった。勝ちか負けかと問われればこちらの負けである。
 なぜそんな性格になったのか?なぜそんな発言をするのか?まわりは見えてないのか?その先に何を見ているのか?色んな質問を投げてみたい。何も考えてないかもしれないが何かの答えに辿り着くはずだ。 - 「おかあさん!はやく!」 
 幼き純粋な少年の声がキラキラしている。大人になると色んな感情が心を迷わすんだよ   - 二度目の女体山   - 雄大な景色を見ても先ほどのババアの言葉がチラつく。 
 もう顔は覚えていない  - 登り始めて5時間半。続けて登るのはここで最後。 
 あとは逆側 男体山に登るだけ  - 知ってるよ。カタクリの花だろ。さっきババアに聞いたわ!   - 向こうに見えるが男体山。 
 意外と登るのね… - 本日2度目のうんち君 
 朝にナポリタン食っただけなんだけどな…  - 岩岩してんな〜  - 10分ほどで山頂へ   - 朝見た富士山より霞んでる。気温が上がってきたからかな   - 自然研究路っていうルート  - 知ってるよ!カタクリの花なんだろ!!    - コンクリートはツラいんだよ  - 今度は薬王院ルート 
 筑波山の西側に下る - こちらは岩や木の根がはったルートではなく、土がほとんど。昨日の雨のせいですんげーぬかるんでる   - 下っているとき「なんかめっちゃいい匂いする!」とあたりをクンカクンカしてたらこの花に辿り着いた 
 『ミヤマシキミ』っていうらしい。多分…グーグルレンズで調べたらそう書いてある。 - 一旦車道を通過してまた登山道  - ずっと何も食べずにきたけど突然エネルギー無くなりました合図を体から感じたのでおにぎり君をパクり  - ついでに昨日買ったどら焼きもパクリ    - あと少しっぽいな   - うぇーい  
 下山完了〜
 と思ったのが間違いでした。ここからコンクリート道を7、8km…    - 7時間か…   - サイクリストも気持ちいだろうなー  - さっきの男体山山頂   - 至る所で桜がきれいに咲いてる。いい時期に来た       - なんか駐車場があって整備された場所に出た   - ここはすごいわ! 
 桜散っちゃってるけど、きっと眼下は一面ピンクに染まる景色のはず
 よく造ったね〜  - もうすぐ車着くはず  - 山から下りた時点で飲み物無くなってた。やっと麦茶ゲッツ‼️  - ここの沢に水は白く濁ってる。温泉成分でもでてんのか?     - そして車に帰ってきました  - 気温上がり車内熱がこもってたので全開放  - おつかれさまでした  - ひさしぶりにボチボチ歩いたなー  - 筑波山。とてもいい山であった。岩や根がゴツゴツとはしているがルートは明瞭歩きやすく道に迷うこともない。奇岩の案内板や休憩の東屋なども少し気を休めるのに丁度いい。ロープウェイやケーブルもあるので普段山のぼりををしないという方と一緒に行ってみるのもいいだろう。もちろんアルプスの景色とは比べられないけど、ギュッと楽しさが詰まった山であった。 - 道中、僕にカタクリの花を教えてくれた女性には本当に考えさせられた。答え合わせはできないままになってしまったが、答えなんていらないのかもしれない。相手の言動、行動に対してこちらがどう思ったかが整理できていればいいだけだと思っておこう。 
 最近も若い子という同じ分類にしていただけたことだけでもありがたいじゃないか笑- このあとはとても楽しみにしていることがある。 - 『神様のいる場所』 - 次週、茨城最後の目的地 
 お楽しみに❣️ 


























































































































































































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