2020-12-3
- 名医[続編]
以前、『名医』というタイトルで書かせていただいた足の大切さを綴ったブログが思いのほか大反響で、僕ごときのブログでFacebookのシェアが120を超え、同じように困っている方に少しでも広がればと思っていたので、事細かく書き記した甲斐がありました。
シェアしていただいた方、ほんとにありがとうございます。今回は、そのブログの続編となります。
前回の内容をご存知ない方は、こちらのリンクから。足のバランスを調整し始めて3年。
僕が出会った、体のバランスを整えてくれる『BINIリハビリセンター』
そこで足の骨構造を整える施術していただき、扁平でベタ足になっていてスムーズに地面が蹴れずにいた足でしたが、歩行感が格段にアップしました。
そして、フルオーダーメイドのインソール『NWPLオーソティックス』という医療用足底板を作りました。(世の中のスポーツショップや靴屋さんに広まっている、スーパーフィートインソールの大元の会社です。)
足部のバランスを整えた状態で、足を無荷重状態にして3Dスキャン、それをアメリカに転送、型取り、カーボンインソール完成。という流れの商品。
効果としましては、『歩く』という当たり前の動作をスムーズにさせます。踵からつま先に足が流れる動作を、足に合わせたサポートが入り効率的な足運びと適切な筋力バランスを作ります。
そして、その方の足の必要なところが刺激、補助されることによって足だけでなく、全身のバランスを整え矯正されていきます。
ざっくりとこんな感じの効果です。僕自身しっかり実感しています。ここからが、そんな効果効能を感じながら変化していく自身のからだバランスをお伝えします。
一日中立ち仕事の僕ですが、NWPLインソールを靴に入れてから疲れなくなりました。(足が)そして、右足から太ももまで夕方になると張ってきてストレッチしないと重だるい感じがしていたのも無くなりました。
真っ直ぐ立っている時のバランスも安定していてとても良かったです。
そこから8ヶ月位した時、いつもトレーニングで使う低山を登山靴を履き、早歩きで歩いていると、右膝が極端に内側に入ってくるようになりました。
登りではゆっくりと着地し、太ももの筋肉を使用するので感じずらいのですが、下りではつい勢いで足を置いてしまい、膝がクイっと入ってきます。
ついさっきまで違和感がなかったのに、筋肉が疲労しているからかなと思いながら帰りました。下山後に履いた、いつものニューバランス996もなぜかいつもとあたりどころが違います。そこから一年以上、この膝が内側に入る症状と向き合うこととなるとは、この時は思いませんでした。
翌日から右足を一歩踏み出すと、すぐに股関節からなのか足くびからなのか、膝からなのかわからないが足が内側にくるっと入ってくるため、歩きづらいし、踵の右後方を思いきりスナップを効かせながら歩く動作になってしまい、初めて靴下の踵(ヒールカウンター)が破れるという現象が起こった。
なんでだろ?なんでだろ?と思いながらひと月くらいすると完全ではないが、日常生活では極端なニーインは治ってきました。
しかし、登山に行くと登りでも、足は前を向いているが膝は中に先に入っているということが続いた。そうなることで、アッパーの食い込みが足を刺激して痛い。まあでも、歩くことはできるし様子を見ることにしました。
その症状が出始めてから半年後位、長距離を日帰りで登った。すると下りでまた、極端なニーインが始まった。きっと筋力で支えきれなくなると強く出るのだと思った。
しかし、すぐに下山できる環境ではなかったため、そのまま歩き続けた。すると今まで痛くなったことのない右膝の右後方の腱にビンビンに痛みが走るようになった。
痛みに耐えながら2時間ほど下山したが、歩行をやめても完全に炎症を起こしていて痛みが引かない。下山後薬局で冷却剤を買って当てていたが、結局二週間ほど痛みは残りました。
それ以降、雪のある冬山を3回ほど行ったが、そこでは強くニーインの症状が出ることはなかった。雪がクッションになって膝にかかる負担を軽減していたのか。このコロナ禍で遠出はできなかったので、今年の前半は奥武蔵の低山をよく歩いてみた。
同じように少し内側に入り込む感覚はあるが、極端に障害が残ることもなかった。
しかし、違和感や不安感をもって登山をするのも嫌なので本気で直そうと思うようになりました。
以前に、BINIリハビリセンターを紹介してくれた方に聞くと、運動系につよい方が長野にいるので、そっちに行った方がいいですよ。という。ここからは、長野市にあるBINIリハビリセンターSONA にて受けた施術の内容を記します。
ここまでに書いてきたような内容をWEBフォームからお伝えして、今年の6月にはじめて予約をとって長野まで行ってきました。
ここはちょっと肩が痛い、揉んでほしいとかそういうところではなく、普通の整形外科や整骨院で相手にしてもらえないような方でも、本気で治したい。そんな最後の砦的なところになります。
今回治したかったのは、『膝が内側に入る』この症状をメインにお伝えしました。
はじめにランジを左右行い、確実に右がインすることを確認。そのあと体のバランス、左右の力が入りやすさなど、様々な点をチェックします。
骨盤の右側が捩れるように前傾しているとのこと。
やっぱりそうか!!
そのあとベッドの上に座り、後ろから肩をゆらゆらと揺らします。
力を抜いてゆらゆら揺らされていると「以前、喘息とか気管支患ってますか?」と。
5、6年前に気管支炎で半年ほど大変な思いをし、毎朝咳と痰に悩まされていた話をした。「多分それだなぁ。横塚さん、肺が影響して筋膜がこちらに引っ張られちゃてますよ。」と
肺!?
まさかの肺!
数えられない程の咳をしすぎて、そこの筋膜を使いすぎ、足の方の筋膜もそちらに捩れるようによってきちゃっている。そのため骨盤も捩れるように片側が前傾になっていて、それに連動するように膝が内側に入る。そういう流れだそうだ。たしか?
「今日はその左胸の筋膜にアプローチをかけて、骨盤の前傾と内に入る膝を治していきます。」と
症状をしっかりと把握し、これから行う施術の内容を伝えてからアプローチを始めます。
ベッドに横になって、ただただ手のひらを固くなった左肺まわりの筋膜に当てます。
40分くらい手を当て、やんわりと動かしていきます。最後に足の筋膜をチェック。
「横塚さん、ちょっと固まりすぎちゃってるので80%までしか解れませんでした。あとはご自宅でポイントに手を当てて、椅子に座ってゆらゆら揺れてください」との事。
そのあと、ベッドから立ち上がり、はじめと同じようにランジをやると、膝が内側に入ることはなかった!
信じられない!
けど!信じる‼️まさにお手当。BINIアプローチを知らない人からすれば信じられないような施術方法です。
簡単に言うと、人の手からは赤外線が出ています、そして目には見えないが手は微振動を繰り返し続けているという事。それを原因となる患部にあて、筋膜を緩めていき神経経路のとおりをよくし、その流れで内蔵の位置、骨のアライメントを整えていく。といった感じのようです。誰でもできるそうです。でもできないと思います笑
骨盤周りを何かやるわけでもなく、はじめに言っていた肺周りの筋膜にアプローチをしていっただけで治ってしまいました。
とにかくずっと悩まされていたニーインはあっという間に治りました。
帰る前にインソールの事や、自宅でのセルフケア方法をご教授いただき帰りました。
そこから2週間。毎日30分程左胸に手を当てて筋膜をほぐします。
その写真をLINEで送って、胸郭の開き具合をチェックしてもらいました
今回のような膝が内側にはいる症状など、以前は感じ無かった問題は、新しく発生した症状ではなく、体がバランスを変え、何かを犠牲に自然とカバーしていたものがインソールの足部補正によりバランスを正常化させようとする中で表面化し見えてくるものだと思います。
ただ全てが治った訳では無く、「すごく良くなってますね。」と言われつつも、写真で体を撮ってみてものすごく右肩が下がっていることに気づきました。
これも教えてもらった下半身にアプローチをかけるゆらゆら運動と、左胸部を柔らかくするお手当作戦で二週間ほど毎日やりましたが、中々どーして肩が下がっていきません。
施術を受けた翌週、南アルプスの地蔵岳に登りました。
20kgほど背負っていきましたが、上りも下りも膝が内側に入ることなく歩行できました。
足を気にするという感覚が染み付いているので、意識はしちゃっているんですが。
それからひと月半くらいしてから、長野の鹿島槍ヶ岳に一泊で行きました。同じように20kg超の荷物を担いで。
この時歩き始めて4時間くらいでめちゃめちゃ左肩痛かったです。
右肩が下がって左肩が上がってるから、そこにショルダーハーネスの重みが一点にかかっているのか。
ストックを使っていたので、前後に腕を振ったことで肩への摩擦が増え、より負荷がかかったのか。体幹がしっかりしていないから上半身がぶれていたのか。
色んな要素が考えられるため答えがでません
(この件に関しては、先日の北アルプスの登山にて、ストックを使用することによる腕の稼働による摩擦だと自分で納得しました。あとは、ザックの背面長とショルダーハーネスのバランスがマッチしてなかったんだと思います)もうひとつ、肩にかかる負荷を腰に移動させるために、背筋を伸ばしてザックの重みをウエストハーネスにかかるようにすると、左腰骨には当たって支えられるが、右腰には隙間があるような違和感を感じました。
下山翌日、長野までくる予定でいたのでBINIリハビリセンターに予約を入れておきました。
昨日登山で感じた違和感と、前回施術をして数日経ってから何故か真っ直ぐ立っているけど、腰から上で体が左を向いている感覚があることも伝える
施術前にボディチェック。背面に周り僕が実際に左を向いているのかをチェック。
「横塚さん。向いてないですね〜」
なんと向いてないそうだ。笑
運転中の腰のあたりが左右違うことも伝える。
ベッドに座って背筋を伸ばす、緩めるを繰り返して骨盤の緩まり?筋肉の緩み?か何かをチェック。
そうすると、右側の腰を支える筋肉が落ちやすく、左側は緩まないことがわかった。確かそんなこと言ってた。
この日の施術予定は、まだ上がりすぎている左肩を下げる方向にもっていくために、腰から背骨にかけてのアプローチをする予定だったので、それに織り交ぜて直してもらう。
すると、あら不思議。左向いている感覚なくなりました。
帰りの長距離運転も気にならなかったです。
そして10月もまたBINIリハビリセンターに再訪。三週間くらい前から右足小指が靴の側面に当たるようになった。
片足に体重をかけたり、歩いたりした時に小指が広がり地面を支えるようになっていた。左足はなっていない。
爪先立ちをしてチェックしてもらう。確かになってるという。
それと、この日は足もみてもらう。足で悩んでるのに足を見てもらうのは、実はこの日が初めて。笑
他の部位を治したら足の気になりが治っちゃってるから。右足小指が外に広がってしまうのは、僕の肝臓が右にいってしまっているからだそうです笑
ずっと右側に体が倒れている状態だったため移動してしまいそこでバランスをとっていたんだろうと。そしてそのバランスを維持するために右足小指に力がかかり支えていたという話。
肝臓周りをお手当パワーでアプローチかけていきます。20分程して先と同じ爪先立ちを繰り返します。
治ってます…笑笑
もうこちらも3回目なのでびっくりしません。とりあえず肝臓戻ったな。って感じです。
次は足の骨の出っ張りを見てもらいます。
この出っ張りはやはりインソールでは治らないものでした。物理的にでているものだと考えていますが、まだ確実な答えは出せていません。
以前レントゲンで撮った写真を見せましたが、それが骨であるか軟部組織であるかは明確な答えは出せませんでした。
とりあえず足のアライメントを最適な状態に持っていき、そのあと出っ張りに超音波をあて組織を砕く、それで少しでも小さくなっていけば軟部組織で取り除くのは難しいことではないとのこと。
アライメントを調整した時点で、足を踏み込む感覚はすごくよくなり、出っ張りも少し小さくなった?かなくらいです。でも効果が出るのは数日してからだそうです。
それから三週間。出っ張りは引っ込まず。
しかし、だいぶ確信に近づいてきているので紹介していただいた整形外科の先生を訪ね、この足問題に決着をつけたいと思う。
数週間後。時間をつくって長野県の千曲市にある総合病院を訪ねた。
以前、東京の足専門病院ではレントゲンしか撮らなかったが、今回は足の出っ張りが何者なのか!決着をつけるのです。
はじめにエコーでチェックしたが、出っ張りらしい確実なものは確認できなかった。
なので予定通りMRIを撮ってもらう。人生初のMRIだ。
30分ほどで終わり、再び診察室へ。
画面に足骨全体の画像がよく撮れている。エコーではポイントでしか見えなかったが、出っ張りの部分を少しずつ角度を変えてみていくと、関節部の骨がしっかりともりあがっているのが確認できた。
MRIの画像です
そしてこれは、負荷により後から形成されたものではなく、生まれもった僕自身の骨の形のようだ。
ガングリオンのような軟部組織なら取り除くことができたが、日常生活に支障がなく痛みがないのら、様々な組織が絡まった骨を削るという手術はしないほうがいいという判断をいただいた。
この三年間。足の問題と向き合い投資をしてきた。そして今年はコロナ禍で山にも出かける回数が少なかったため、治療に時間とお金を投資することができた。
そして、やっとこさこの結果を導き出すことができたのだ。
そうと決まれば、後の課題はひとつ。
靴を履いた時、出っ張りから生じる靴甲部の隙間をどのように埋めていくかだ。
この隙間があることで、運動靴や登山靴を強く締めると上部からの抑えのバランスが崩れ、右足の歩行バランスが崩れてしまう。
その為には、理想の足型に近づくための甲パッドの作成が必要なのだ。
以前にも自作でウレタンフォーム甲パッドを作成したが、今回はもっと真剣につくってみようと思う。
BINIの先生には、義肢装具士にフルオーダーのパッドを作ったらどうか。と言われた。義肢装具士さんも、足の甲パッドなんて作ったことないだろうな笑
とりあえず自分で手作りパッドを試してみたいと思う。
なんだかいちいちめんどくせーな。と思われるかもしれませんが、悩みが解決に近づいてきて、とても楽しみなのであります。
11月のあたまに4回目の施術に行きました。
その時の課題は、足もいい方向に向かってきているので他の部位もチェックしてもらおうと
以前(もう何年も前から)時折、寝起きに右首筋が張って、後頭部に痛みが走り、頭痛がし後頭部の骨が首を動かす度にボキボキと響く。というのの原因を探って欲しい。という要望をお願いしました。
普段自宅で使っているオーダー枕を持参してバランスをみてもらいます。
ベッドに寝て、首から後頭部をチェック。
なんと頭蓋骨のはまりが、ずれているそうです笑笑
色んな神経がまとまっているところなので、足の伝達機能にここも強く影響しているかもしれないとのこと。
「治りますか?」
「治ります」とのことです。ヨロシコです。
30分くらい施術をして、つま先だちで運動チェックします。さっきまである程度普通に爪先立ちできましたが、よろけます。何度も繰り返しよろけます。1分ほど繰り返すとだんだん慣れてきました。
運動神経なのか、感覚神経なのかの流れが変わり頭が混乱したようです。
そして施術後二週間経過していますが、過去一番の親指のフィーリングを感じます。
ただブログを書いている今日。右の首がすげー痛いです。ですが、いつもならこのまま後頭部ズキズキ、骨バキバキなのですが、それは一切なりません。
多分オーダーの枕が、ベッドを変えてからバランスが変わりうまく合っていないんだと思います。
横向きになった時に方の高さまでボリュームを出していないため、頭が落ちて右首の筋が伸びているんじゃなかろうか?というのが現在の読みです。
近々、枕屋さんに行って調整してもらおうと思います。
あ〜疲れた。すげーなげーな。このブログは…最後に、『NWPLインソール』と『BINIアプローチ』について僕自身が感じていることをまとめます。
医療用足底板『NWPLインソール』
はっきり言ってすごい効果です。一日立ち仕事をしていて疲れないってすごいです。
姿勢も確実によくなります。よくなると言うよりも、いい姿勢をすることが楽にできるといったほうがいいかもしれません。その姿勢をキープすることも無駄な負荷をかけないでできるのだと思います。
ほんとかどうかわかりませんが、健康診断でこの三年で身長が6mm伸びました。誤差といえば誤差。笑笑 信じるかどうかはあなた次第。
歩きやすさも確実に上がります。硬いカーボン素材のため、一歩踏み込むたびにしなり、そして蹴り出すと同時にカーボンが足裏を補助し跳ね上げるので歩行運動が促進されます。
まとめに入る前に色々と書きましたが、いいことばかりではありません。
もともとインソールというものを使ってこられなかった方には、硬いインソールの違和感というのをかなり感じると思います。
ほとんどの靴がクッション性を重視しており、踵をしっかり支えるといった構造がなされていません。その方が瞬間的には足に負担がかからないため受け入れられやすいのだと思います。
しかし、ご自身に合わせたインソールはあなたの踵にピッタリと合っているはずです。それはとても硬いんですが、踵の肉をしっかり包みこみご自身の体でクッションを形成させます。
それを踵が緩く、クッション性の高い靴でやると、結局サポートが弛んでしまい、せっかくの価値が弱まってしまいます。
この、『靴』という必要不可欠な存在。
これもインソールを買われる方は悩む壁になると思います。前述のとうり、しっかりとしたサポートがある靴が望ましいのですが、今まで履いていた靴が合うとは限りません。好きなデザインの靴が合うとは限りません。
僕自身はニューバランスやパトリック、オニツカタイガーなどのクラッシクなデザインのスニーカーが好きですが足の形的にニューバランスは細身を選んでも甲の高さが高すぎるのでアッパーの抑えが弱かったりします。
パトリックもいくつも持っていますが、幅は合っているのですが、つま先の方まで甲にボリュームがある靴だと抑えが弱く感じます。
僕も散々探して、これはイイなと思っている靴は、まだ二足しか出会ってません。
メーカー直営の店舗などで、足にあう靴の木型を教えてもらい、消去法で合う靴を絞っていきます。
そしてインソールの値段ですが、値段が高いと言うのはデメリットですが、全ての技術、運営、輸送、研究費用であり、このインソールを供給するにあたり必要な値段なのだと割り切っています。
僕のように、仕事で300日以上、毎日12時間程履き続けるような使い方をすればコスパは最高だと思います。
週末に少し履く靴にとか、趣味だけのために買うのは勿体無いかともいます。
そういう用途でしたらスーパーフィートかNWPLの既成品で十分だと思いいます。
あくまで、日々からだを支えバランスを整える。体の一部として使っていった方がいいと思います。
高いのは間違いないので、このインソールを作ろうと思っている方は納得のいくまで使い倒してもらいたいと思いいますし、価値を体で感じる感覚を持って欲しいと思います。(困ってるから作るので、すぐわかると思いますが。)
ちなみにこのカーボンインソール。非常に硬質のためエッジがしっかりしています。
そのため、足の重みでしなったインソールの動きにより、靴内部のインナーが切れます。
この点も製作者様と話し合ってサイズバランスを考えてください。(サポート力は多少変化するようですが、靴のサイズにちょうどいいサイジングにすればインナーに強く干渉せず使用できるようです。
でもインソールの効果を上げるには、しっかりと足幅分あるように作ったほうがいいそうです。
インソールの硬さや、踵を包むところの深さなども選択できます。
ヒールポストといって、踵のバランスをより補正するゴムもつけたり、つけなかったりできます。歩行の安定性がないような方はつけた方がバランスがいいのかもしれません。
僕は細かいことを知らず、二年間つけっぱなしにしていましたが、ここ最近、踵とから前足部に重心移動するときにのインソールのしなり方に違和感を感じたため外しました。
特に、足の位置はそのままに重心移動をする時に、踵だけ置いて行かれている感じがしました。
聞くとヒールポストをつけることで、踵のしなりは抑制されるそうです。
そのため健常者で普通に歩ける方なら自由度のあるポストがない状態で使用した方がいいとのことです。
結構色々書きましたが、あくまで僕が感じたことと、数名の製作者様に聞いた情報をお伝えしているだけですので、皆様に当てはまるかはわかりません。
ただ、しっかり相談する時間を確保してくれる、変化があれば対応してくれる、このインソールに対しての知識が深い製作者の方に巡り会うことも重要なことだと思います。
次に『BINIアプローチ』(*バイニーと呼びます。)
これはですね。
すごい。ですよね。
どんな施術をするかは上に記したとおりですが、そんな技術を受けたことないし、手を当てただけで治るっておかしいじゃないですか!?
原因となる箇所を突き止め、そこにアプローチをかけることで確実に治ります。
僕は治りました。
しかし、一回で全てが良くなるとは限らないと思います。
僕は6月に初めてお願いしてから、4回伺いました。
「何回か通っていただいて、よくしていきましょう」とか言われている訳ではなく、
初めて行った時は、膝がインするのを直してもらい、その後もその症状は出ていません。
ただ、ひとつを治すと、違うところが見えてくるんです。
今まで他の何かでカバーしていたものが、カバーが必要なくなり何かが見えるのか?
僕自身が体の変化に気づいてしまう。気にしてしまう?ですかね。
なので、何か気になることがあれば「治して下さい!」といった感じでお世話になっています。
もしかしたら、インソールを履いていたら、わざわざ施術を受けなくてもボチボチと修正されていくのかもしれません。
その辺の効果は未知数です。
あと、僕が施術をお願いする際は、あったこと、感じたこと、どんな時に症状が出るか。を詳細にお伝えするようにしています。
ただ、『痛い』『曲がらない』等だけでは、施術者も受けるこちら側も、せっかくの貴重な時間がもったいないと思います
僕自身、理容師として20年以上やっていますが、お客さんから要望を言っていただいた方が確実にやりやすいです。
やりやすいだけでなく、伝えないと思いは伝わりません。
人と人として話していくからこそ、信頼関係が気付け、それに応えたいという意識が高まるもんだと思います。
まぁ、こんな長いブログをここまで見てくださっている方でしたら、情熱はすごいと思います笑笑
〆ます!締めも長いです‼️
本当にこんなに長いブログを読んでいただきありがとうございます。
前回の『名医』の〆でも書きましたが、ここに書いた内容はあくまで僕自身の経験であり、全ての方にあてはまることではないと思います。
『BINIリハビリセンター』『NWPLオーソティックス』も、僕自身が出会い、価値を感じ利用しているというだけで、全国、世界中探せばもっと皆様に合うものがあるかもしれません。
何故アスリートでもなんでもない僕が、ここまで足やインソールについて語るかと言うと、気にされている方があまりにも少ないからです。
そして、足の悩みも気になってはいるがそのままにしてらっしゃる方が多いのも実情だと思います。
さらには、気になって病院なり何なりに行ったが、「様子見て下さい」で終わってしまうケースもよくあると思います。
僕自身も、整形外科には三件行き『様子見て』『痛くなったら鎮痛剤貼って』『じゃあ登山やめなさいよ』とそれぞれ言われました。(得意分野、運営上求めていないお客さんの対応を控えていると思いますが)
足専門の病院に行っても『様子を見てくれ』という流れでは、人生100年時代の予防医学とはなんなのか?
本当に痛くなってから行く。では遅く、そうなる前にできる知識を覚え、予防をしていきたい。していかなくてはならないと思うのです。
今現在で100歳まで生きると言われているのに、向こう30年でもっと伸びるかもしれない。それが、楽しく生きているのか、ただ生きているだけなのか。これを埋めるのが健康寿命という考えです。
60歳で定年して余生を過ごすなんて時代はとっくに終わり、ほとんどの方は何かしら仕事をされていると思います。
僕自身も60歳で引退なんてできない生活ですし、業種はどうあれ仕事というフィールドから離れたくないと考えています。
しかし年はとります。必ず今と同じような動きはできなくなります。それを少しでも抑え、できる限り少しでも長く、必要な『人間』として社会で生きていくために健康でいたい。そういう思いなのです。
まあいつ死ぬかは分かりませんけどね。笑〆が長すぎたので2回目の締め笑
はっきり言って世の中知らないことだらけです。ですので!お節介ですが、知っていることは勝手に伝えていきたい!
中には間違っていることを書いているかもしれませんが、ヒントにはなると思います。
今やわからないことはネットやSNS、YouTubeで知ることができますが、この分野は中々ひかかってこないのと、あまり深く書いてないこと、そして結果を感じるまでに日数を要するため答えが中々出ないものです。
全く悩んでらっしゃらない方は、頭の片隅にでも置いといていただければ幸いです。
少し気にされている方は、何かしらアクションを起こしてみて下さい。
すでに彷徨ってらっしゃる方は、ぜひ試して見るのもありだと信じてます!
では、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
*最後の最後に念をおして!
車のタイヤと同じように、地面に接しているのは二足歩行の人間は『足』だけです。
バランスの悪いタイヤで走る路面から衝撃、合っていない靴で歩く地面からの衝撃。
どちらもアライメントに良い影響を与えるわけがありません。いろんなところに歪みが出ていくことがわかると思います。
壊れたら買い替えるというものではなく、替えの効かないご自身の体だということ。
とても大切なことだと、僕は思います。
ではでは。みなさん健康が一番です。当店のお客様で気になってる方いらっしゃればご相談ください。
いくらでもお話伺います。
痛みで困ってる方、運動パフォーマンスを上げたい方はきっと効果が出ると思いますよ。