2019-11-21
- 山終い
- 南アルプスに行ってきた。 - 今年は随分と台風被害受け、山間の道や林道は至る所で通行止めなっている。 - お陰で紅葉全盛の山は見送る事になってしまった。 - 毎年の事だが、雪が深まるまえ、11月最後の連休が1年の『山終い』としているのだ。 - 丁度同じ日程で修行時代のOB勉強会をしているのだが、今は山を優先している。 - 11月初旬には、殆どの山小屋が小屋閉めをして下山しているため、アルプスはひっそりとしている。  - 夜叉神駐車場 
 車は僕だけ。
 この先からは、冬季閉鎖期間になり
 工事関係者しか入れなくなっている。
 今年は台風の後から通行不可になっていたのだが- いつもならテントを担いで登るのだが、今回の目的は写真がメインのそれでは無いため、日帰り装備で10kgに抑えた。 - 標高1400mからスタート。この層から下が紅葉真っ盛りだった。   - 駐車場脇のもみじ  - こんな感んじ - 400m程葛折りに登る。  - 殆どの葉が落ち、地面はふかふか葉っぱ道だ  - 葉がないから、空が抜けている  - 1時間ほど登ると尾根に出る - ここにくると白峰三山が眼前に広がるのだが…  - 残念。 
 雲隠れの術でござる。- そこからは緩やかな登りがずっと続く、寂しい尾根歩き。  - 乾いた落ち葉の香りがするところ  - 落ち葉はカラカラ  - しっとりと苔がはえているところ  - 朝露で潤った苔がキレイだった - 一本の道でも、高度を上げていくと景色が変わってくる。  - 少し見晴らしのいいところに出ると、雲は抜け、最高の空に変わっていた - 人もこない、鹿もでない、たまに飛び立つ鳥の羽音と、風で揺れぶつかり、軋み合う木々の音だけを聞きながら4時間程登った。 - この辺りから少し雪が残っている   - ソールが埋まるほどもない - 尾根から少し道を逸れて  - 鳳凰三山の少し手前『辻山』  - ちいさなちいさな標識 - 今日の目的地はここ。  - 白峰三山が一望できる場所 
 左から、農鳥岳、間ノ岳、北岳
 裏側には仙丈ヶ岳
 南アルプス主稜線の一級の山々だ - 名峰『北岳』 
 何度も紹介しているのでご存知かもしれないが
 日本第二位の山
 3193m- 北岳に、 - 「また来年会いにくるよ。」 - それだけを伝えにきた。 - 笑えるかもしれないが、僕自身にとっては大切なことだと思っていて、 
 今年もありがとう。そう伝えたいほど僕には思いが深い山なのだ。 - 道中チラリと覗いた時は青空に映えた雪化粧の山肌だったが、着いた頃には背後に雲が湧いてきていた。  - 下からの吹き上げが物凄く強いこの場所は、荒凉として良い雰囲気だ。  - 一応ブログ用にセルフショット!  - 山のお供は 
 ヒグマのシャケ太郎だ
 8月に北海道で捕獲したのだ  - 確実に成長期になんかあった木  - こういう干からびた感じがイイ  - この日はじめての富士山 
 めちゃくちゃ風が強くて落ち葉アタックがイタイ- 来た道を降ったが、また誰ともすれ違わない。 - ほんとに人気がないのか、この山は。 
 悲しいな… - 今日も1人っきり登山だった - 下山後、韮崎で山小屋の友人と飲んだ。 - みんな色んな人生観で楽しい。 - どこか冬山に行こうと話をした。 - 今年の冬も、少しスキルアップ出来るかもしれない。😁 - さてさて、ピッケル⛏でも買おうかな。と。 - 〜11月のご挨拶〜 
 長いようで、あっという間に過ぎ去っていく1年。
 ブログで、少しでも季節のうつろいをお伝えできていれば幸いでございます。
 朝晩、大変寒くなってきました。
 風邪、体調などくずしやすい時期ですので、疲れたらゆっくり休んでくださいね。
 人生は、体の健康と元気ががなくては何もできません。
 ファイト!一発!💪




























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