2025-12-3
- 壱岐島歩き
みなさんは『壱岐』をご存知でしょうか。
長崎から北へ行ったところにある島で、壱岐って麦焼酎有名だったなぁ。くらいでどこにあるかも調べたことがなかったんですが、礼文・利尻で島慣れしている今なら挑戦できると行ってきました。
あえて細かなことは調べずにテントひとつもって旅立ちです
では『壱岐あるき旅』のはじまりはじまり〜
とにかくはやく現地入りしたかったので始発のバスで羽田に向かう 
６時前の空港は流石に空いてる
直前までANAだから第二ターミナルかと思ったら、コードシェアのスターフライヤーは第一だと気づき事なきを得た
南アルプス上空
山が見たくて必ず窓側を予約するのだ
福岡も近いなぁ。糸島が見える 
福岡空港から博多港までは多数行き方があり、バス、タクシーが主流だが一番安い電車と徒歩で行く
タクシーは２６００円くらい。バスは時間がよめない。歩きは電車で１０分＋歩いて１５００ｍほどだ。
普通のフェリーは予約ができず現地の窓口で申し込む
そして目的地を紙に書いて渡す
かなりアナログで効率とは無縁だった。色々と事情があるんだろう
そこそこ大きな船で物流のトラックの方も多数乗っていた 
船内は椅子席もあったがほとんどの人は雑魚寝スペースで転がってた。
カーペットが敷かれたスペースだったが足の臭いが染みついてて臭かった。寝たけど…
礼文利尻と同じサイズの船だった
博多港をでて３時間弱
メインの港『郷ノ浦』に到着
時刻は１２時３０分
壱岐島一周旅のはじまりです
目の前は観光案内所
電動自転車も貸してくれるんだって
あいにくのガチ曇り
ガチ曇りなのにめっちゃ暑い
１０月入ってるのに暑い。蒸してる。ベタベタする
地図を見ながら時計回りですすんでこう 
坂が急だな〜 
３０Lのザックを背負って１０ｋｇあるかないかだろうな 
焼酎蔵だ 
歩いてるとエレナ発見
なにかわかんないけど行ったらスーパーだった
旅先では必ずスーパーに行って調査する
なにを食べてるのか。何が売れてるのか。相場はどうなのか。
ネギ。普通に安い 
カツオかな
安いのかわかんない
うまそうだなぁ 
納豆類も安い 
チョーコーは聞いた事ないな 
われらがフンドーキン 
麦味噌だろうな。甘そうでおいしそう 
色々見たけど持てないからそのまま出てきた 
でも朝から何も食べてないのでファミマでお惣菜とビール飲みます 
もう飲みながら歩きます
まじで暑いです
島は変なとこに飲食店がある 
牧草ロールがある
酪農やってんのか？
道は整備されてるけど歩いてる人なんてひとりもいない
たまに車がとおるけど
歴史ありそうな神社かなと思ったけど 
なんか普通だった 
このバスに合わせるのは無理だな… 
所々に集落はあるのね 
あぁいい景色
海と繋がってるんだろうな
とにかく坂
のぼりまじでキツい
コンビニはないけど自販機の数はすごい
これが生命線なのかな
ただ続く道を歩く
精神力がつよくなったなぁ
なんかやっぱ島の雰囲気があるんだよなー
こういう花にも
めちゃくちゃのぼったあとはガチくだり
そこそこ荷物持ってるから揺れて走れないのがもどかしい
海に迫り出してるとこだから景色いい 
寄り道して海岸の方に行ってみる 
おおー
すごいような。すごくないような…
下の岩が観音岩って言うんだと
手を合わせてるように見えるからみたい
道をもどって島をまわるとこの島でトップレベルの景勝地 
猿岩です
ほらゴリラ見たいでしょ 
まぁ、これ以上でもこれ以下でもないんだけど 
マッチのオレンジ一気飲みだぜ
あっついなー
なんか砲台跡があるトンネル
なかめっちゃ暗くて怖かったので写真撮れなかった。変なん写ったらやだったから
内海っていうのか？漁港がある集落 
湾をくるっとまわって坂を登ると湯ノ本温泉のはず’ 
めっちゃくちゃ歴史あるみたいで風土記にも記載されてるとか
汗でベタベタだから入りたいんだけど、絶対に歩く気持ち削がれるから諦める
ニャー‼️ 
なんかめっちゃ歩いた気になってるけど、まだ１０数キロしか歩いてない。
時間にして３時間くらいたったか？寄り道と坂道で時間を浪費してしまった。浪費じゃない。旅だからいいのだ。
日が暮れるまでに最北まで行きたい
坂‼️ 
道を逸れてここに行ってみよう 
最北の町 勝本の町を山の上から見下ろす
よく見えるような見えないような
この島で三番目に大きな町だって
西の空は日が沈みはじめてオレンジ色 
はやく行かないと山の上で暗くなっちゃう 
近道しようと細い道入ったらめっちゃ急でずっと墓の道で猛ダッシュした
足痛い
お月さんがおおきい 
ほんとは人気だって書いてあった定食居酒屋行きたかったけど、なんか暑すぎて食欲ないからせめてブルワリーだけでも立ち寄ろう 
アイランドブルワリー 
いっぱいめは柚麹エール
汗かいた体に爽やかなゆずの香りとエールビールの喉越しが染み渡る
クラフトビールのショップらしく細々とグッズが売ってる 
フィッシュ&チップス 
今日はお客さん僕しかいなかったから、お姉さんに色々と島の情報を聞く
ほんとはこのまま山のほうにある神社をまわっていこうと思ったけど、夜は野犬がすごいから絶対やめた方がいいと言われ一気にヒヨった…
２杯ほどいただいて、やっぱキャンプ場でテント張ろうかなと歩き出す
勝本の町はなんか雰囲気がいい 
一件あったコンビニで水を買う 
真っ暗
ライトの明かりしか見えん
キャンプ場まであと２ｋｍってでてたけど、この先の波の打ち付ける音が激しすぎて怖くて行けない。見えないし 
完全アウトだけどグランドの隅にテントを建たせてもらう
陽が昇る前にでれば大丈夫だろう
海風が強くて壁に当たった風がテントを引きずる
ペグダウンできなかったから荷物を散らして重し代わりに
寝袋もマットも敷かない
コンクリートの硬さは痛いけど、汗と湿度でベタつく肌をすこしでも解放したくてパンイチで気絶した
眠っては起きてを繰り返し、１２時なった頃外が明るいなと思ってテントを開けた
月が真上に来たのか景色が見えるようになった
なんかもう行ったほうがいいんじゃないかと判断して２時間ほどの睡眠でここを後にする
短い間でしたがお世話になりました 
１２時３０分
２回戦のスタートだ
ちょっと寝ただけだけど足取りは軽い
数時間前とはまったく違う
月明かりの美しさがあった
コンビニも夜は閉店 
町から出る時はめちゃくちゃ坂 
明るいと思ったけど町をでたら真っ暗だった 
空が見えるところは多少明るい 
真っ暗だから工事の明かりが眩しいほどだ 
芦辺にむかう 
多分あっちが芦辺港
壱岐島で２番めに大きな町
船が入る港がある
うんこかと思ったらカニだった 
ありがたい。２４時間営業
疲れたので休憩
ずっと２Lのボトル持って歩いてるの効率悪いけど水分なくなる怖さ知ってるから多めにもっときたい
さて行くか。
陽がのぼるころにはスタート地点に帰りたい
山に囲まれると一気に暗くなる 
ここ。なんか遺跡みたいなやつだって言ってた
佐賀の吉野ヶ里遺跡みたいなやつだって
ここからは集中して歩き続けた
疲れて数分座ることはあっても気持ちはゴールをみてたなー
４時くらいだったかなヘッドライトの向こう側にゴルフクラブ持ったじいさんがむかってきた。挨拶したけどシカトされた。誰か撲殺するのかな？ 
ちょうど陽が登り始めたころ、始めの町 郷ノ浦に戻ってきた
めちゃくちゃ腹が減ったのでラーメンを食べる
絶対おかしいんだけど道路の端っこで座って食べることを良しとしている自分がいる。こっちなら絶対やらないけど。生きてくためだって勝手に言い聞かして
めちゃくちゃうまい
塩分がまじで助かる。エネルギー切れるとやるきなくなるんだよなー
今年甲子園出てたのかな？ 
昨日のブルワリーで教えてもらった居酒屋
激渋だろ〜
よく鬼の話ってでてくるけど、いまで言うとこの２ｍくらいの人だったのかな？ 
やっと帰ってきたわあ〜 
朝イチ便の大型が出航準備してた 
はい。到着しました
５５ｋｍくらいでした
たしか７時半くらいに着いたので１７時間くらいか？
まぁ休憩結構したしな
観光案内所が開くまで、ターミナルのベンチでスマホの充電をしながら仮眠します
マジで風呂入りたい
野犬が怖かったのと、夜だと何も見えない意味のなさに主要道路を歩いて終わりました
本当にきわっきわ行くと１００ｋｍみたいですよ
でも〜
自転車借りて〜
また一周する〜
バカか〜
おれは〜つづく
＊書き遅れてるだけで１０月あたまの話です。今年はすべて琵琶湖を歩ききるためにできることは全てやってます。
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読み込み中...
