Clover Beauty Blog
『薄毛辞典』
薄毛
デリケートな問題です。
大変長い文章になるので、気にならない方はスルーして下さいね。
*ここでいう「薄毛」は年齢とともに薄くなってくる薄毛の問題の事であり、円形脱毛症、薬剤投与による脱毛、細菌による脱毛、無意識による毛髪の抜毛症への解決方法ではございません。
この話をブログにするかは迷いましたが、世のため人のためを思うと、内々にしまっていい問題ではない!
困っている人に少しでも情報を伝えるのだという、正義感しかない僕の感情が叫んでいたので、ブログにあげることにしました。
ちなみに、わたくしも飲んでます。
「ハゲ薬」
10年位前から、前頭部のM字部分が薄くなってきているのを、日々感じながら恐怖しておりました。
日々、おでこの真ん中とM字の部分との高低差を気にしたり、セットやカットでひと工夫しないといけなかったり、この先どうなっていくかを、ただ静観している不安が常にあったのです。
その頃から、ハゲ薬は存在していたのですが、私自身副作用や効果がどれほどかわからず、二の足を踏んでおりました。
30歳になるかならないかくらいの時に、友人にハゲ薬を服用しているのがいて話を聞き、効果があるそうなのですぐにはじめました。
文章構成のまとめ方が難しいので、はじめに薬剤の説明をします。
市販発毛剤とし有名な『リアップ』こちらは『発毛剤』と言う括り。
立派な毛生え薬です。これの有効成分は『ミノキシジル』血管拡張剤です。日本の認可濃度は5%です。抜け毛が目立つエリアにピンポイントでふりかけるローションタイプです。
簡単に言うと、栄養が行き届いていない所の血液循環を良くして、毛が生えるところを元気にしてやろうという感じです。海外ではミノキシジル濃度15%とかあります。
これから説明するハゲ薬『プロペシア』は、血管拡張剤ではなく、男性型脱毛症を抑える薬なのです。なので括りは『抜毛予防薬』とでもいっときましょうか。
『男性型脱毛症』興味がない方はあまり聞いた事がないかもしれません。
しかし、『AGA』という言葉はどうでしょうか?
結構CMでもやっているので、なんとなく耳にされているのではないでしょうか?
爆笑問題や、細菌ではGACKTがCMやってますかね。
『AGA』はAndrogenetic Alopecia の略で、アンドロジェニック?アロペシア?なんて読むんですかね❗️
この『AGA』、男性型脱毛症は男性ホルモンが原因とされる毛髪サイクルの乱れから始まります。
詳しく言うと、5aリダクターゼという還元酵素が『DHT』ジヒドロテストロンという成分?になり抜毛が多い所に増え、それがヘアサイクルを狂わせて、本来は「このまま頑張って伸びるぞ!」っていう元気いっぱいな青年期を迎えた毛髪くんを、「あれ?おれ必要無いかも」と元気をなくさして、お別れをするという、なんとも儚いサイクルを、自らの頭の上でおこなっているという、これまたなんと悲しい話なんでしょうか…
はい、ここで薬に戻ります。
この5aリダクターゼ。
これの生成を抑える薬こそ、『プロペシア』薬事成分名『フィナステリド』なのです。
これは元々アメリカで、前立腺肥大の為の薬としてつくられたものですが、使ったら毛が生えてきたから、色々試して濃度を調整してハゲ薬にしました。って薬です。
これらの情報は、随分と前から薄毛業界ではよく知れた情報でした。
わたしが飲んでいる薬も『フィナステリド』です。
では、ここからが私自身の体験記デス!
ハゲ薬『フィナステリド』は一度飲みはじめたら辞められません。
薬の効果で通常のヘアサイクルを維持しているので、きっと辞めたら乱れはじめます。
ここに、神と『毛の契約』を結び、毛髪聖書の教えを全うする事を誓うのでありました。
1日1錠
3日で3錠です。
忘れないで、決まった時間に飲むのです。
さすれば道は開かれる!です。
最低でも、半年は飲まないと効果はわかりませんとあります。
三週間が経ちました。
毛が抜けマウス。結構抜けマウス…
わかっていました。色々と調べてありましたから。
俗に言う『初期脱毛』です。
コレは恐ろしかった…
ドンドン!ドンドン!抜けていくのです。
そんなに持ってくか!って言うくらい手につきました。
毛の悪魔は容赦ないです。
しかし、この『毛抜きの洗礼』こそが、新しい毛の世界への誘いなのです。
乱れきった『毛髪サイクル』を正常に整えること。これは、本来抜けている筈の毛を、一度リセットしていると僕自身は認識しています。
知っていたので耐え忍びましたが、知識が無ければ、私ほど精神力を持ってしても深夜徘徊していたかもしれません。
そこから数ヶ月。
気になっていたM字部分に毛が生えてきました。
聖毛マリア様は髪のご加護をあたえてくれたのです。
この正常なサイクルを繰り返すため、常に1日1錠必ず飲んでます。
年に2回くらい忘れる時がありますが、家、車の中、旅行用サプリの中、お店と何処にでも常備してあります。
ここで説明を忘れてはいけないのは、副作用でございます。
ハゲが治っただけの嬉しいだけの薬ではございません。
そんなに『毛の契約』は甘くないのです。
薬の説明にも書いてあります。
「精力減退」がメインでかかれているのです。
そして日本での発売で万有製薬さんが、頻度は不明ながら「肝機能障害」を追加しました。
もっと言うと色々とあるのですが、それはどの薬にもある事なのでご自身で調べてくださいね。
しかし、私はひとつの副作用をものすごく懸念しておりました。
それは『乳輪肥大』です。
もともと自身の乳輪に、そこまでプライドがあったわけでもないのですが、いざデカくなると言われるとしっかりと見つめ合う時間が増えました。
5mm位ならいいですが、1cm、2cmときたら、もはや胸ではなく乳輪になってしまうんじゃないか!そんな事を考える事もありました。
結果、コレについては一切肥大せずにキープできました。
乳輪の神様は、僕には微笑まなかったようです。
もうひとつ『精力減退』です。
コレはありました。
友人もあったといってました。
しかし、サプリの亜鉛を飲めばカバーできる範囲だと思います。
実際そう感じています。
精力関係なく、人間的バイタリティという面でも亜鉛は不足してはいけない栄養素であるにも関わらず、中々食事でとらない栄養素なので皆さん飲んだ方がいいですよ!
時は過ぎて、7年間飲み続けて現在。
薄毛進行は、ほぼ抑えられています。
来店されているお客様も、私が抜毛に悩んでいるようにはみえないでしょう?
「アイツハゲタナ。」と思ってたら言ってくださいね!
こういった体験談を、興味があるお客さんには、一切包み隠さず話しておりますが、ホントに意外と薬の事とかご存じない方が多いので、少しでも皆さんの目にとまるようにブログに書いてみました。
育毛、発毛の事。もっと書きたいのですが、結構文章書くのに時間がかかってしまったので、第1部はココで一区切りします。
ちなみに、この男性型脱毛症。日本人の4人に1人はなっているらしいです。
予想より少ないですね!もっと薄くなっている人いるだろと思うんですが。
薄毛のレベルによって、投薬するレベルもかわるのと、初期脱毛、効果、副作用もそれぞれ個人差がございますので、いちユーザーの意見として聞いていただければと思います。
基本的には、『AGA』処方薬は皮膚科で、医師の指導のもともらいます。
私は別の方法で購入していますので、その辺も第2部でお伝えします。
では、近々続きを書きます。
2019-3-22