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北アルプス残雪期🏔️蝶ヶ岳〜常念岳縦走冒険物語

2024-6-21

  • 北アルプス残雪期🏔️蝶ヶ岳〜常念岳縦走冒険物語
  • こんにちは〜木幡です!久々にブログを更新できます(笑)

    5月の連休に大好きなお山に行って来ました!最初は余裕を持った行程で一泊ニ日のテント泊にする予定が1日目は強めの雨☔しょうがなく1日目は道の駅でレストして2日目に丸一日ガッツリ山を堪能する日帰りプランを思いついた木幡!…さて突然の予定変更、選んだルートは通常なら一泊二日のロングコース!日帰りで突破なるか!?

    それでは冒険の始まりです!

    1日目は雨で無理やり山に突入しようとも思ったが残雪期は状況判断がより難しくなる、そんな時は軽井沢アウトレットでブラブラするに限る。これまでの経験を無駄にはしちゃならないことは木幡が一番知っている。

    欲しいものはあったが値段が普通に高い…これはアウトレットといえるのか?諦めも早い木幡は1時間くらい色んなお店を周り何も買わずに駐車場を後にする。旅の途中の衝動買いは後悔を招くこともあるので要注意だ。さぁ明日の登山に向けて安曇野へと車を走り出した!すると徐々に空が明るくなり始めて…

    この夕焼けを見た途端に完全に山へと気持ちはシフトしていった、自然がつくりだす空模様は心に癒しと希望を与えてくれる。

    「よし!明日は晴れるぞ」 そう確信した!

    〜二日目の朝〜

    いつもの車中泊場所「道の駅アルプス安曇野ほりがねの里」でクソ眠い朝を迎えた。朝はいつでも苦手な登山家木幡である

    しかし今日は長い長いロングルートを日帰りで縦走するのだ。ポッカポカの寝袋からニョキニョキと体を出して出発の準備を始めた!

    車を登山口へと走らせると信じられない光景が待っていたのだ…

    おい!そんなはずがない!昨日の夕焼けはなんだったんだ!霧が濃くてめっちゃ走りずらいし〜天気の予想が外れたか?

    と思ってたら上に行けば行くほど青空が見えてきた!一瞬焦った木幡だったが安心するとともに今回の山行への期待とやる気が徐々に増していった。ここから見えるあの常念の頂にまた俺は立つんだ!

    この日横塚パイセンは北アルプスの燕岳に行くとのことでちょくちょく連絡をとっていたので登山口についてこの喜びを共有したいと感じた木幡はベリースマイルと青空の写真を送った!

    …しかし電波悪くて送れなかった(笑)

    しょうがない、気を取り直してザックの荷物を整理して心の中も整理してついでにトイレでお腹の中をブリッと整理して!登山口を朝6時頃に出発した。

    さぁここが何度か来ている三俣登山口だ。蝶ヶ岳〜常念岳を縦走してまた同じ駐車場に戻って来れる稜線歩き好きにとっては最高すぎる登山口というわけだ。北アルプスの中でかなりおすすめコースなのでぜひとも来てもらいたい!

    ここでまずは蝶ヶ岳方面へ進む

    この橋は僕が好きな場所で比較的水の流れも激しくてザーザーっという川の音が山からの歓迎を受けているみたいでいつもテンション爆上がりゾーンだ(笑)ここで大事なのはこれから山に入らせていただきますという感謝の気持ちを込めることで僕はその気持ちを大切にしている。あと熊ちゃんいませんようにとか😅

    気をつけて行ってらっしゃいと川からの声を聞きながら僕は気を引き締めて山の奥の方へ足を進めていった。すると毎度お馴染みのゴジラの木だ。今日も素晴らしい微笑みを僕に見せてくれた

    まうん標高2000メートルを超えてくると徐々に残雪が現れ始めた。ここまでくると気温も下がり下垂れ落ちる汗も少しずつひいてきてペースも上げやすくなる!立ち止まり水分を補給しながら目を閉じると木々が穏やかに揺れる音、鳥たちの楽しそうな会話、深い森の香り、自分が大自然の中にいることを改めて実感できる。またここ(山)に戻って来れたのだ。

    山にいる喜びを感じながら登っているとしっかりとした量の雪が出て来た。まるで冬の思い出を僕に教えてくれるかのようだ

    この先はもっと急登になるためそろそろアイゼンを履こうかとザックを下ろして準備していると一人の男性登山家が下から登ってくる。実は登り始めでも遭遇したが先を急いでいた僕はその男性に挨拶だけして追い抜かした。それ以来ぶりの再会で僕も少し話そうと思っていた。

    男性登山家「さっきはどうも!お兄さん早いですね〜どんだけ歩いても追いつかないから😅」

    木幡「いやいや!常念までいくんでちょっと急いでただけです(笑)お兄さんも僕とペース同じくらいですね!」

    男性登山家「こっちは蝶ヶ岳までです!僕もここでアイゼン履こうかなー」

    木幡「この先は急登で怖いんで僕は早めにアイゼン履きます!」

    男性登山家「そうですね!安全に行きましょうか!」

    木幡「じゃあぼちぼち行きますね!」

    さて先を急ごう。この先は長いのだ!

    男性登山家「はい!行きましょう!」

    ってことで(笑)蝶ヶ岳まで共に登ることにした。

                       俺の後ろ姿パート1
                     俺の後ろ姿パート2

    かなり久々に全く知らない人と共に登った。色んな話をしながら本当に少しだけどお互いのことを理解し合い、励まし合い、プライベートの悩みも打ち明け合ってとても勉強になった。時間が短く感じてあっという間に蝶ヶ岳山頂直下まで来れた!

    そしてとうとう蝶ヶ岳山頂に着いた!

    最高の天気すぎて何もかもがクッキリ、ハッキリ見渡すことができた!短い間ではあったが途中で出会った男性登山家は頂上に着いた頃には山友達へと変わっていた!こんな素晴らしい出会いが実現できる山は本当に素晴らしいと思う。彼は今年10月にエベレストベースキャンプまで遠征が決まっているようで応援の気持ちを伝えて最後に一緒に写真を撮りまた再会しようと握手を交わした!

    ありがとう!また会いましょう

    ここからはソロに逆戻り、一瞬だけ蝶ヶ岳までにしてさっきの彼と語り合いたいとも思ったが最初に決めた自分の目標を忘れてはならない。後ろ髪を引かれる思いだったが遠くからまた彼に手を振り僕は常念へと歩みを進めた。

    あの奥に見えるピラミッド型の山が常念岳だ。近そうで遠い

    下を見ると上高地へと流れる梓川が見える。下山して上高地でゆっくり過ごしたいな〜だんだん弱気になり始める木幡である

    しかし穂高連邦は本当に美しいしいくらでも見ていられる。僕はこの景色を見れるから北アルプスが大好きだ。

    やっとここまで来た〜もう一度下ってまた登り返しだ。確実に常念は近くなって来ている!目標へ小さな一歩一歩が大きな力となる。

    あらためて常念岳は立派なピラミッド形状をしており男心をくすぐるカッコよさだ。だから何度も行きたくなってしまう!山とは不思議なものだ。

    一旦下ると木々が現れて360度の展望とはひとまずお別れ、実は残雪期のこのルートの核心部はここから始まる。夏の時期はルートが明確で問題はないが残雪期はこの木々で覆われた部分に雪が大量に残っておりなんとも歩きづらいのと自分で道を切り開くルートファインディングが重要になる!

    今回一番悩んだ場所だ。右側は雪庇というところで上に乗ると雪が崩れて落下する恐れがある、本来はまっすぐ進みたいのだがその先は崖だ。このようなシュチュエーションが何度も起こるのが残雪の大変さで慎重にジャッチして臨機応変に対応していく!

    なんとか核心を終えて常念岳取りつき手前で休憩スペースを見つけたので最後の急登に備えて無印のバウムクーヘンをいただく!エネルギー不足では途中でペースダウンしてしまうので早めの補給が大切だ。

    この場所は本当に展望が良くてずっと休んでいたいくらいだった。ふと目の前に立っている石を見ると「天空小屋」と書いてある、昔この場所に小屋があったというのか?だとしたら稜線上にある最高の小屋だったのだろう。しかしなかなか行きずらいこの場所は小屋を経営する上でなかなか難しいのでは…昔の登山ブームの頃は賑わったがそんな時代も終わりお客は途絶えて後継ぎも現れず廃業して「天空小屋跡」としてこの石が置いてあるのか?そんなことを妄想しながらバウムクーヘンを頬ばった。それにしても「天空小屋」という名前はなかなかのネーミングセンスだ!今の時代でもバズりそう(笑)

           いつかこの場所でテント泊してみたい!
          朝いた蝶ヶ岳が見える、いや〜今日は歩いた

    さぁ、常念岳山頂に登るぞ!

           奥のピークが山頂だ、焦らずゆっくり行こう!
         ピークが見えた!行けるぞ!GO!
             頂上はすぐそこだ!さすがに疲れた〜

    ついたーーーー!よっしゃー!!めちゃくちゃ嬉しいっす!

    常念岳の神様にしっかりと感謝を伝えてあとは無事に家に帰れますように!ありがとうございました😊

    しかしここからが問題で常念岳山頂に着いたのは16時頃…日暮まで残り時間が少ないのだ。山頂で写真を撮ってくれたおじさんは小屋泊で急いで下山した方がいいと伝えてくれた。そんなことは知ってたけど確かにヤバい…目の前の頂を見すぎて時間など忘れてしまってた。

    優男おじさんに別れを告げて僕は急いで下山を始めた。

    優男おじさんバイバイ!

    ここからは写真を撮る余裕はなく無我夢中でひたすら下山した。かなり無茶な工程にしてしまったと後悔しながら歩いていたが20代の頃の無謀な山登りをしていた自分を思い出してふと笑ってしまった(笑)「あの頃のお前と変わっとらんな〜」なんて山に笑いながら言われたような気がした。

    俺は30代になっても心は若く、燃え続けているよ!負けてたまるか!

    そう自分自身と山に向けて叫んだ。

    森の中は薄暗くなり始めて19時になろうとした頃に川の音が聞こえ始めてそれは登山口付近のあの川だと気づく、とうとう今回の登山も終わりが見えてきた。

    19時30分頃に登山口に到着!もう力は全て使い果たしていた。近くにベンチがあったけど座る気力もなく砂利の地面に倒れ込みしばらく目を閉じて帰ってこれた喜びと猛烈な疲れとが入り混じった余韻に包まれていた。

    たぶん10分は意識がなかったので寝ていたと思う。目を開けるとさっきよりあたりが暗くなっている。早く車に戻らなくてはと思いながらもなかなか体を起こせない…でもとりあえず車に戻らなくては!

    なんとか起き上がりゆっくりと歩き始めて普通なら薄暗い森の中なんて怖くてたまらないと思うけど今はそれどころではない!やっと車に着いてシートを倒しそのまま深い眠りについた。こうして丸一日の楽しくも辛くもあった長い登山が幕を閉じた。チャンチャンッ♪♪

    こんな感じでかなり濃厚な日帰り登山ができて大満足です☺️そして久々の登場ですが僕の息子も2歳ですが登山始めました(笑)親子でアルプスに行ける日が今から楽しみです!

    長いブログを読んでいただきありがとうございます🏔️!

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