2024-5-17
- 神様
日本人は信仰が深い
自然信仰という考えは万物に神は宿るという考えであり、山や海、川に大地、もっと小さな石や木まで様々なものを神という言葉で思い入れ、大切に扱う考えが根付いている
そう。それはこんなところまで
『とんQ本店』
『とんQ』、ふじみ野に住んでるとんかつ好きなら必ず口にしたことがあるのではないだろうか。ここのとんかつは一級品だと思う。松乃やのとんかつもうまい、和幸のとんかつもうまい、とんQのとんかつはかなりうまい。値段差2倍するので当たり前と思うかもしれないが、そこには肉の品質にプラスアルファの技術と細部に至るまでの品質の良さがある
色んな個人店にも行ってきたが、とんQは頭ひとつ出ているのだかまどで炊いたご飯、季節の炊き込みご飯や汁物、具沢山の豚汁、塩加減のちょうどいい漬物の盛合せ、キャベツの千切り、オリジナルのドレッシング、質のいい練りがらし、自分ですりおろす胡麻など妥協がないの
そんな愛すべきとんQ。茨城旅に出かけると決めたその時から本店に行くことは絶対だった。
筑波山を一周して疲れたカラダに肉を取り込みたい。にくにくにく!神様じゃねーか…
やっぱりココはとんかつ好きにとってのサンクチュアリだったのか
プラチナポーク🐷だよ❣️
わたしゃ人生でプラチナなんて買ったことなければ、食うのも初めてだよ
えぇえぇ。店に来る前からこの存在はホームページで知っておりましたよ。わたしは。うっひゃーい❣️
実食❗️
サクッ、カシュぅぅ…
そういうことか…。レベルの差。格の違いってのを一口目から見せつけてくるんですね
ピンッと立った衣が唇、歯に当たったときのさっくり感
そのまま歯がお肉を噛んだときにほどけていくような肉質、繊維の細かさなのか、調理方法なのかヒレ肉のような歯触り、それでいてロース特有の油の旨みも併せ持ったとても繊細な味だ
一口目は塩でいった。しっかりと肉の味を堪能するには塩がいいだろう。
二口目は塩&からし
うむ。別にいらない。繊細な肉の香りを消してしまい、肉の甘みを増長させることはないな
三口目は塩&わさび
うむ。これも違う。もっと最高のマリアージュがあるはずだ!
そうだ!わさび醤油だ!!
醤油を数滴肉にかける。衣ではなく肉に直に。そしてワサビをちょこんと。あぁ。これやわ…日本人が求めてるとんかつてこれやったんやわぁ。
そうだ。ソースでも食べなきゃいけないな。
すりおろした胡麻にソースをブレンドしてからしを少々衣につける
いただきます
はい。全然だめー。タダの美味しいトンカツに変わります。勿体無い。肉の香りも甘みも全部ソースが持ってきます。それくらいこの肉繊細です。ソースで食うならこの肉じゃなくていい。もっと脂身が多いロース肉にソースドベっとつけてご飯かっこんだ方がよっぽど美味しい。最後の一切れは、半分はワサビ醤油、半分は塩でいただいた
白金豚。とってもおいしかった。一口一口真剣に向き合ったのでとてもいい結果が得られた。いい肉というのはやっぱり塩か醤油だな。
しかし塩や醤油ではご飯が進まなかった。味の濃さのせいだろうか。だが、ゆっくりしっかり噛み締めるよう時間をかけて食べたため満腹中枢は刺激された。満足おわり