2021-4-6
- アライテント ドマドーム1プラス(1Plus)
今回、初めて商品レビューの動画を作りました。
反響があり観覧者数が増えておりますので音を出さないでもわかるように、ブログでも掲載いたします。
動画からの切り出し画像ですがご容赦ください。
僕自身が待ち望んでいたテントでもあるのですが、まだレビューがなかったので皆様のテント選びの参考になれば嬉しいです。
僕の登山スタイルはファストライト系ではなく、カメラ、動画撮影、テント場でゆっくりしたい派なので、居住性を重視してのテント選びの視点のなっております。【 以下本文 】
テント泊をされる方なら、誰もが知っている『アライテント』
そのアライテントより、2021年にモデルチェンジした商品があります。
『ドマドーム1PLUS』です。
(今期限定150張)
ドマドームライト1からリニューアルし、抜群の使い勝手に変貌をつげました!
僕自身、ドマドームライト2を5〜6年使用しており、このテントの良さは理解しております。
そのうえで重い、でかいなどのデメリットも気づいておりましたが、それを差し引いても持っていきたいテントでした。
しかし、それが今回のアップデートではソロキャンパーにとって最高の仕上がりとなっております。
大きな変化は何と言っても土間と居住スペースのリニューアルによる使い勝手の良さです。
はじめてドマドーム2を使った時は広々した空間ですごくよかったのですが、段々と慣れてくると居住スペースが120というのはソロとしては大きすぎます。
しかしドマドーム1では75cm。コレではザックを足に敷くしかない。
ではオニドームか?とも考えましたが、やっぱりドマドームのドマスペースの広さには届かずで色々と思慮しておりますと…
出ました!
ドマドームとオニドームの融合が!
コレが僕が一番ほしいカタチでした。
〜アライテントホームページより引用〜
新しいドマドーム1plusはこれまでよりも前室は狭くなっていますが、室内空間が広がっているという変則的なスタイルです、ONIDOMEの特徴とDOMADOMEの特徴の両方を併せ持つ新しいインナーテントとなっています。
21年度のドマドーム1plusは150張りのご用意となります。
従来のドマドームライト1の生産は2020年で終了しました。重量
1680g(フライシート+本体+フレーム)
サイズ
主寝室:奥行75(最大135)×間口200×高さ104cm
土間:奥行50cm 入口部分110cm
収納時:本体32〈43〉×19φcm
フレーム 38cm
カラー
本体:クリーム
フライシート:フォレストグリーン
グランドシート:チャコールグレー(160g)
素材
本体:28dnリップストップナイロン
フライシート:30dnリップストップナイロンPUコーティング
グランドシート:40dnナイロンタフタPUコーティング
フレーム:NSL9フェザーライト(DAC社製)
では改めて商品レビューに入ります。RIPEN ドマドーム 1 プラス でございます!
色は現在、フォレストグリーンのみ。本体は変わらずクリーム色。(ベージュ系です)内容物は、左からフライとインナーが入ったスタッフバック、真ん中はポールが3本、シームコート、説明書が含まれております。
一番右のフットプリントは別売り(4070円)です。
重量が嵩むのでいらない人も多いようですが、テントのアンダーを拭くのめんどくさいので必ず僕は買います。あと、ぺグも入っています。
これは、テント設営、メンテナンス、シームコートの塗り方を記載した説明書です。
アライテントのスタッフバックですが、これはコンプレッションとして使えまして
バックルを外すとかなり間口の大きいバッグになっております。撤収の際もループを開きテントを畳まずグシャと突っ込んでもコンプレッションかければ小さくなります。
本体とフライ
ポール3本は、5年前と種類が変わったのかすごく軽く感じました。(気のせいだったらすいません)
フットプリントは、ご覧のようにかなり変則的な形をしております。しかし、これが虚飾を外し実用的な空間を生み出しました。
フットプリントの上に本体を置きます。形状に合わておいていただければいいので前後もすぐわかると思います。
インナーテントは全面に大きな入口、後面下部に小さな換気口(吸気口)があります。ポールを指す順番が決まっており、正面向かって右側面から順に時計回りに差し込んでいくことで、ポールスリープへの3本のポールの重なりが負荷なく入ります。
こんな感じの状態にした後は、ポールをさした順序と同じ流れで右側面のポールからグイッと曲げて留め具まで嵌め込みます。
右側ポール留めは、グロメットに嵌め込みますが先っちょだけ引っ張るとテント本体に負荷がかかるため、テントとの接合部を引っ張って穴に差し込んだ方がいいそうです。
残り2つのポールは小さい丸い金具にはめるだけです。(ポールの反発でしっかりとテンションがかかります)
本体が立ち上がりました。土間の部分は見ての通り充分な広さが出来ております。前室の角度もフライをペグで取り付けるものよりもバタつきもなく、ポールの立ち上がりもしっかりしているので圧迫感はありません。
フライをかけます。フロント部にチャックがついておりますので向きに迷うことはないと思います。
しいて言えば、てっぺんに三角の縫製がしてありますので、そこをキレイに合わせるといいと思います。
4点にガイラインを通すスリープがあいていますのでインナーから引っ張り出してください。
フライは被せただけではすぐに飛んでいきますので、こちらも4箇所にインナーと連結するバックルがついております。
そこをカチッと嵌めていただき、テンションを調整いただくとフライとインナーにしっかりと隙間が生まれ結露防げます。
他のテントでは、これを両サイドペグダウンしないと空間が生まれませんが、ドマドームはバック一本だけでOKです。ではでは、早速居住スペースをチェックしましょう。
チャックは、下からも上からも開けられますので、出入りするときは下から完全解放ですが、換気目的や外の状況チェックの際は上からチョコっと覗くことができます。インナー入り口は2枚の生地に分かれており、チャックで連結しています。
入り口から開ける場合は連結した状態でベロリと開き、内側からは二つラインが並んでおり換気しやすいメッシュ構造にすることができます。こんな感じですね。
中に入ります。日本人なので玄関に靴を置きます。端っこに寄せて置きます。
サイズ感をわかりやすくするために、NEMOのスイッチバックマットを置きます。
52cm-180くらいだったと思います。サーマレスト Z ライトソルも同じです。テントの長方形部分は、横2000 縦750 なので縦横ともに寝るスペースはOKです。
ちょうど真ん中でねれば壁には当たらないと思います。寝っ転がってチェックします。快適です。
上を見ます。てっぺんにメッシュポケットがついてます!これはうれしい!
サングラスやライト、細かな見失いがちなやつを置いとけます。細引きループが5箇所ほどありました。
サイドにもメッシュポケットがひとつ
そして!ここが最大のポイント!
この入り口の空間こそ、今までのドマドームにない『プラス』の空間となります。
僕は広々とした空間にザックを置いて、足元側に使うものを並べて置こうかなと
もしくは入り口側にマットを斜めに這わして、荷物類を奥に寄せるか?まだ実践には行っていないので検討します!こちらが玄関土間になります。
中から見て右手。土が露出していなく汚したくないものを置いておけます。
僕はここにカメラ付けっぱなしで三脚を置き、食料をここに出しっぱ、調理し終わったクッカーなどもそこに置きます。真ん中らへんで僕は調理をします。スペースはあるので火は平気ですが、温度の上昇で結露が生まれるため上部のチャックを開いておくことをお勧めします。
左側には靴を置きます。
こんな感じのスペース活用法の予定です。
今回のテントデザイン変更により、ソロでの充分なスペース確保ができたにもかかわらず、奥行き45cmの縮小ができました。
重さは、フットプリント込みで1800gと軽量とはいえませんが、充分すぎます。
アライテントさん!
ありがとうございます!
市民として誇りに思っています。*最後に、僕のテントの畳み方を載せます。(色々あると思うので参考までに)
ポールを押し出しで全て抜き、平面にします。(風が強くできない場合はまた違う方法です)
横から内側に向かって三つ折りにします。
さらに三つ折りにします。
これで入り口側と、後方の換気穴から空気が抜けます。
フライのてっぺんを摘みます。
細くまとめて、インナーの上にどーん。
両手でクルクルと空気を抜きながら丸めていきます。
だんだん横に広がってくるので、ちょちょッとまとめながら丸めます。そしてらスタッフバックにギュッて詰めて、シュッと締めてコンプレッションをカッチでギュッっと締めてオッケーです。
最初はキレイに畳んでましたが、どうでもいいことに気づきました。(雨や夜露で濡れた時で乾かす時間がない時用に、45Lのゴミ袋も持っていきます。それに丸めてドンです)
なんかの生地にフライなども同じ位置に折れ目をつけるより、自然と丸めた方が生地にいいって書いてあったので鵜呑みにしています。今のところ何年も問題ないのでOKなんでしょう。)以上です!
今回は、アライテント RIPEN『ドマドーム1プラス』
こちらの商品説明をさせていただきました。
あくまで僕の使用用途に現在最も適したテント選び、説明ですので用途が合えば参考にされてください。ではではみなさん!
最高のテントライフを!