2018-9-27
- 様々な楽しみ方
- 何処に行くのか、何処に登るのか - だけだったのが - 何処で見るのか、何時見るのか - を考えるようになったら - 楽しさが何倍にも広がりました  - 『北岳』 - 何回も登っているこの山の - 見たことない顔 - 誰ひとりいない尾根  - 踏まれてない土はやわらかい  - 倒木が道を遮り   - 草木を掻き分けて登る   - 只々、森    - 森林限界を抜けても  - 背丈ほどのハイマツ漕ぎ   - 吊尾根との合流地点   - やっとアルプスの稜線にでる  - 真っ白な夏の岩肌も - やさしい秋色の化粧  - 誰もいない稜線を歩く  - ボーコン沢の頭 - 北岳を眺める特等席     - 深夜、吹き抜ける風は - 月明かりが消えた真っ暗な時間に - 目を覚ましたかのように荒れ狂った   - 打ちつける風でテントが激しく震える - 音を少しでも遮るようにシュラフに潜った - 少し眠ったのか? - 真っ暗だった手元に少し色がついた - 急いでテントから顔を出す - 東から光が登ってきた   - 太陽が昇り始めるとき - あれほど踊り流れてた雲も - その瞬間を待つようにとまった   - モルゲンロートが山々を染める   - 鮮烈な赤じゃない - やわらかいオレンジ色  - ほんのわずかな時間 - これが見たくてここにくる - 人が作り出せるものじゃないから - 自分の足で会いにいくしかないんです  - *嶺朋ルートからボーコン沢の頭にてビバーク - 池山吊尾根稜線より白峰三山を望む   - この日は頂上へは行かず、尾根を歩き沢を降ってかえりました。 - 頂上だけが全てじゃない。 - 僕の趣味が山遊びにしている理由です。 - おまけ   
           














































 2 既にいいねされています。
 2 既にいいねされています。 読み込み中...
読み込み中...


