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3度目のリベンジ登山!奥穂高への挑戦

2020-9-27

  • 3度目のリベンジ登山!奥穂高への挑戦
  • みなさんこんにちは!クローバーの木幡です( ^ω^ )

    やっと秋がやってきましたね〜! 暑いのは苦手なので僕としては嬉しい限りですw 秋といえば山が綺麗に装飾されて短い期間ですが美しい紅葉を楽しめます! その前に僕には一つやり遂げなければいけないことがあります。

    2回も悪天候で失敗しまくってる奥穂高へのチャレンジです!

    去年の夏は初テント泊、ザックもそれ用に新調して挑みました。

    去年はこんな状態w 風も強くて雨も降ってました。おまけに新調したザックが全く体に合っていなくて肩がめちゃくそ痛い。ここで下山しました(;_;)

    2020年の今回は違います!

    着々と準備を重ねて登山家、木幡は去年と比べてパワーアップしました!その結果を書こうと思います✌︎(‘ω’)✌︎

    まずは日曜の仕事終わり、いつものガソスタで給油です。 山へ出かける前の給油は心が踊りガソリンバチ撒いてやろうかっていうくらいの勢いですw

    長野県、松本まで長いドライブを終えて上高地手前の駐車場沢渡へ着きました。ここからはバスでしか進むことができません。

    今回は天気を最優先にして日にちを選びました!そして奥穂高岳へ過去2回とも同じルートを選んでいたのですが今回はルート変更しました。難易度はかなり上がるのですが涸沢経由より直登で行けるので距離が短いのと急ぎめで行けば1日目で奥穂高頂上まで行けるし念願の奥穂高でテント泊が実現できます! さぁ行こうo(^▽^)o そしてザックは抜群にフィットする相棒に変化しました!

    そしてこの天気…

    まずはホッとしました。これは当たりの日だ〜!しかしここからが本番です。

    今回選んだルートはここから見える森や岩を登ってあの1番高いところへ向かう感じです。気をつけて行きます!最初は普通の林道を歩くのでへっちゃらかと思いきや…

    マジかよ。猿が道をふさいでるじゃん!めっちゃ怖い

    ゆっくり、ゆっくりと興奮させないように、「くつろいでる最中にごめんね〜通らせてね〜」と同じ哺乳類同士だと信じてなんとか気持ちを込めて伝えました。

    どうやら僕に興味がないみたいですw 真後ろを通過しましたが一瞬こっちを見て舌打ちされたかのような表情を見せてその後フルしかとです…まぁ一安心か〜

    そのあとはひたすら上りが続き景色もなにもないので無心でひたすら足を運びました。するとだんだんとあたりが開てきて最初のチェックポイント、岳沢小屋に到着です! やったぜ!!

    しかしここから頂上まで6時間はかかります…時計を見ると午前10時、これはギリギリだ(;_;) 休んでる暇はありません!すぐにその先へ進みます。

    ここから先は岩場、ハシゴ、鎖場の連続です!しっかりヘルメットを被り三点支持で慎重に登っていきます。

    その後は写真を撮る余裕がないほど怖いと感じる場所だらけでした。やはりこのルートは今までと全然レベルが違う。マジで気をつけていこう

    こんな感じで慎重に道を選ばないと危ない箇所がいくつかありました。ひぇ〜怖いよーなんでこんなとこに来ちゃったのかしら_φ(・_・

    そうもしてるとだいぶ登ってきたな〜!奥の方にさっきの河童橋があります!着実に標高は稼いでるので大丈夫だと心に言い聞かせます!!

    と、ここで後ろから同い年くらいの昔ヤンチャしてた感じの男が僕を追い抜いて行きました。 「コイツ、ざけんじゃねーぞ!」と思いましたがここで本気出したらその先で体力消耗して重い高山病になり台無しになりますw ここはジェントルマンな対応で「お先どうぞ!早いな〜ハッハッハ(笑)」と心を穏やかに済ませました。よーし自分、成長したな〜と言い聞かせます(笑)

    そんなこんなで自分のペースでゆっくりと登っていると見えてきました!

    あれが奥穂高頂上だ!

    ここまでくればあと少しです!頂上に近いているのをまじまじと見ながら過去2回の失敗や悔しさを思い出しながら涙が出てしまいました。ここまでのルートも辛い道のりだった分、思うことがたくさんありました。山って本当に色んな意味で不思議なものですね〜

    なんとか念願の奥穂高登頂です!! よっしゃーー!!

    これが奥穂高の頂上か!最高に嬉しかったです(о´∀`о) さすがに3190mは9月でも寒いですw

    後半はこの稜線を歩いてきました! いやー長かったな〜

    頂上では2人の方と出会い埼玉と東京の方でしたw ここまでの大変さを共感し合いながら話もはずみ一緒に写真を撮ったりと楽しかったです。街ではない出会いもあるので山は面白いです!!

    そして奥穂高岳からは西穂高への難所で有名なルートが見渡せます。ジャンダルム、馬の背など滑落者が相次いでる箇所であり危険でありながらも挑戦したいと憧れる登山者が多いルートでもあります! こうして見ると恐ろしさと美しさが混じり合ってます。

    頂上を30分くらい堪能して夕暮れも早いので名残惜しいですが奥穂高山荘のテント場へ向かうことにします! ここまで来させていただいて山の神様ありがとう♪( ´▽`)

    そしてこの後、テント場へ向かう最中で高山病の症状が悪化していき写真を撮ることなくサッサとテント設営して横になり爆睡しました(笑) 完全に寝不足なので30秒で熟睡してたと思いますw その夜22時頃に一度目が覚めて空を見ると満天すぎる星空!! しかし高山病の僕は写真も撮らずにまた夢の中へ入ってしまいました…なんてもったいないことをしてしまったんだと今でも悔やんでます(;ω;)

    2日目の朝

    目が覚めたのは早朝4時頃、テント内がわずかに明るくなってきていました。高山病もかなり治ってきたことを確認してから体をゆっくり起こしてテントを開けて外を見てみました…

    うわぁーーー!!雲海だー!太陽だー!!

    2日目のスタートも晴天で始まりました!まだ食欲が完全ではなかったので簡単に済ましてゆっくりと下山の支度です。この1万のテントもなかなかやるな〜!

    テント泊も徐々に慣れてきて片付けもちょちょいのちょいです!! 帰り道もひたすら長いので奥穂高山荘にある天命水と言われてる水を補給させてもらって2日目もいざ出発です(´∇`) ふぃーやっぱザックが重いな~w

    登りで通った重太郎新道というコースは下山には向かないコースなので反対側の涸沢へ下るコースを選びました!! 涸沢へ向かうにはザイテングラートと呼ばれる崖の道を通らなくてはなりません(笑) この先どこが道だよw(°д°)

    下ってる最中に後ろを振り返ると穂高が雲に一切隠れずくっきり見れました!! 去年とは大違いの天気(o^^o) 本当に今回は恵まれました。 感謝、感謝!!ありがとう。

    そして涸沢のテント場まで降りてきました。ここからはなだらかな去年と同じコース(^-^) ホッとしながらも気は抜かずに上高地へゆっくりと下山です。

    ここからは上高地もじみーに長いんです(笑) ラストスパート!! 「負けないで」が頭の中で流れ出します。下山したら何を食べよう? アイスクリームかな~いや~コーラもめっちゃ飲みたい!! そんなことを考えながら前へ前へ1歩ずつ進んで行きます!!

    帰ってこれた…やったぜーーー!!!!

    そしてささやかな僕のご褒美です♪

    少し休憩してまたバスへ乗り駐車場で下車します。僕の車に荷物を積んで帰る準備をしているとおばさんが近寄ってきて、おばさん「あなたもしかして山に登ってきたの?」 木幡「はい!奥穂高岳へ登ってきましたよ」 おばさん「やっぱりそうなのね!! ひゃ~そんな重いもの背負ってすごいわ~!!」と興奮した様子で話しかけてきましたw こういう時に登山家っぽくドヤ顔するの大好きです(笑)

    話も終わっておばさんと別れて、さぁー帰ろうと思ったらここからがまた長いんです(笑) いつもそう思うけど気づいたらまたここに来ちゃうんだよな~山の魅力に惹かれて。

    (☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎テヘヘw

    最後まで読んでいただきありがとうございました!! 山は本当に最高でーす♪

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