Clover Beauty Blog
緊急オペ
はじめに申し上げます。タイトルは90%釣りです笑
毎度の事ながらブログネタには困窮しております。
先週は書いてません。
言い訳としましては、前々回のブログで、店長と木幡のブログ書け書け作戦で、やさしいやさしい皆様のイイねが功を奏し、2人とも他人事のように見ていたブログを書いてくれたので2回分はパスできる権利を得たというマイルールです。
本題に入ります。
理容師のルーツは外科医にあります。
時代は1200年代、日本でいうところの鎌倉時代にあたるそうです。
ローマ、カトリック教会の聖職者たちの心のケアと、身体のケアの分離し、聖職者は心のケアに専念する事を決めたそうです。
コレにより『理容外科医』が生まれたのです!
という我々、理容師にも外科医の血が脈々と受け継がれております。
そんな私に!
まさにこの時!
この腕を振るう時がやってきたのです!
先週半ばから中指が痛いです。
なんだ。いてーな、と思っていましたが、そのままにしていました。
ところがどっこい。
今朝、お店の準備をしていると、どんどんと腫れてくるではないですか!
中指パンパンになって曲げられませんでした。
「イタイ!」
そんな弱い言葉を吐き出すわけにはいきません。
男の子に生まれて数十年。これしきのことで弱音を吐くように育っておりません。
『我に七難八苦を与えたまえ』
山陰の麒麟児、山中鹿之介の残した言葉どおり、苦しみも喜んで受けようではないか!
わたくしは、そんなパンパンに腫れ上がった指も明らかに膿が溜まっている場所があったので、排膿してやろうと刺繍針でぶっ刺してやりました。
絆創膏で血流を止めます。
針をライターであぶります。
ぶっ刺します。
「アッツ!」
炙りすぎて熱すぎたのでフーフーします。
結果、針は焦げただけで終わりました。
もっかい刺します。
チク。
イタイ…
しかし、さらに一歩踏み込んで刺しこみます。
血が出ました。
ただ血が出ただけでした。
膿ポイントを間違えたようです。
気を取り直して患部に近いところに刺します。
もう一声の勇気が必要です。
皮膚を超えたその先に到達したので針を抜いて絞ると、少し膿が出てきました。
しかし、膿の出方が弱いのでもう一丁行きます!
三発目は慣れてきて簡単に奥まで刺せました。
膿が出てきます。
そして絞ります。
するとどうでしょう。
ニョキと出てきた膿と一緒に5mm程の毛が出てきました。
確実にコイツが核です!
膿をある程度出したので痛みは大分なくなりました。
指の腫れもかなり治りました。
コロナウイルスにしても、この毛にしても、皮膚に守られていればなんでもないものが、ひとたび体内に入ると随分な事をやってくれます。
たまたま僕だったからドクターKばりに処置しましたが、そんじゃそこらの中坊だったら泣きながら三日間下痢してますよ。
今回のブログ。
何が言いたかったかと言いますと、理容師と外科のつながりを言いたかったわけでもなく、男の強さを訴えたかったわけでもございません。
ただ、痛かったという事実を伝えたかっただけです。
だって針刺すのイタイんだもん…
しかし私はコレからも日夜痛みと闘い続けます!
スネを掻いたら塩をすり込み悶絶し、
口内炎できれば塩を擦り込み、また悶絶。
悶絶人生です。
目には目を。歯には歯を!
痛みには痛みで返す!
倍返しだ!!
最後に。
ホームページを依頼している方に、クローバービューティブログは、ビューティに纏わる事を書いてくれと言われました。
そうしないとグーグルが認めてくれるとか、くれないとか。
自らの皮膚に外科的処置を施し、痛みを取り除き、心を強く持つ。
これこそ真のビューティなんじゃないでしょうか!
ぐでぐでで今夜も失礼いたします。
2020-7-29